文章題が得意になった理由

先生からご指導いただかなければ諦めずにここまで頑張れませんでした。

出来不出来以前に、ma・senkaだからこそ楽しく続けられる凄さを感じています。

今日の算数の結果を見ましたが、図をかいたり何とか解こうとする気持ちが伝わってきて嬉しいです。

本人に聞きましたら、

 

「先生から教えていただき、図をかいたら出来た」

 

と言っていました。

図をかいて良かった経験をして、これから身につけられるようにしていきたいです。

（小学生保護者）

 

大人から見ると、

 

「こんな些細なことで？」

 

と思うようなことをするようになるだけで、一段上のステージに上がることができるようになる時があります。

こちらの小学生は、

 

「図をかく」

 

たったそれだけのことで算数が急によくできるようになりました。

保護者の方に

 

「脳の中の図形の国と言葉の国の国交が正常になってきましたね」

 

と伝えましたら、

 

「それは嬉しいです！夢にまで見た脳内の国交正常化です」

 

と言っていただきましたが、これは発達段階から考えても、

 

「ちょうどいい時期にちょうどいい刺激を得られたから飛躍的に伸びた」

 

とも言えます。

 

 

スイスの心理学者ピアジェが提唱した発達段階によりますと、

 

2〜7歳 前操作期

物事を自分のイメージを使って区別・認識できるようになる

 

7〜11歳 具体的操作期

論理的思考力が発達し、相手の気持ちを考えて発言・行動できるようになる

 

のように言われています。

こちらの小学生は図形だけでなく、言葉、論理をうまく使えるようになってきました。

今は、具体的なイメージを言葉や数字、記号といった抽象的な概念と結びつける能力が伸びる時期です。

その時期に、ちょうどいい図と、それを活かす式を書けるようになりました。

幼児のお子様の保護者の方に、

 

「まだ論理的思考はそこまで気にしなくていいと思います」

「それよりも手を使って試行錯誤した方が、後々活きると思います」

 

と話したことがありますが、人間に発達段階というものがある以上、どんなに頑張っても先取りできないことがありますし、同時に、タイミングが合えば、

 

「こんなに簡単に伸びるの？」

 

という場合もあります。

 

また、この時期は前頭前野が大きく発達する時期でもあります。

前頭前野は、物事を計画したり、問題を解決したり、論理的に考えたりする役割をするところです。

大きく発達する時期に必要なのは、知的刺激です。

中学受験をしないから、という理由で小4から小6の間、特にこれといった勉強をすることもなく、いつの間にか時間が過ぎていく小学生が中学受験が盛んではない長岡にはたくさんいますが、脳の成長という観点から見ますと、相当もったいないことです。

大きく発達する時期に、さらに大きく発達させるためには、脳に考える負荷を与えることです。

 

 

今回、こちらの小学生は良い意味で間に合いました。

これまで培ってきたものも活かされる形で次のステージに進めました。

うまくいっている時期も、うまくいってない時期も、演習量を減らさなかったのが今回の飛躍の最大の要因です。

 

これから先、ますます図をかく機会が増えます。

図をかけばかくほど、解き方が洗練されてきます。

図をかくようになって最も変わったのはスピードです。

解く時間が圧倒的に短縮されました。

解く時間が短くなり正解率が上がれば、やる気になります。

これからも自信を持って文章題に取り組んでください。

 

2024年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校15名受験全員合格（2024年12月18日）

 

2024年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

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