子どもの遊びが未来を拓く つみき遊びが社会で活きる論理的思考力を育む

遊びと学びは、子どもたちの成長にとって欠かせない2つの側面です。

特に、幼い頃に夢中になったつみき遊びは、ただ楽しい時間を提供するだけではなく、将来社会で活躍するための重要な土台を気づいてくれます。

今回は、つみき遊びを通して育まれる論理的思考力が、社会人になった時、どのように役に立つのかお話しいたします。

 

つみき遊びは

頭で考える実践の場

 

色とりどりのつみきを手に取り、高く積み上げたり、何かの形をつくったりするという単純な遊びの中に、論理的思考力を育むための要素が詰まっています。

 

「どうすれば、この形が安定するんだろう？」

「次はどのつみきを置けば、イメージした形になるんだろう？」

 

と、子どもたちは試行錯誤を繰り返します。

これは、

 

目的を達成するために手順を考え、実行し、結果を分析する

 

という、まさに問題解決のプロセスそのものです。

また、広さが限られた箱の中に隙間なくつみきを入れていこうと工夫する経験は、

 

制約条件の中で最適な方法を見つけ出す思考力

 

を養います。

まるで社会人になってから直面する、様々な課題に対して限られた資源や時間の中で最善の策を練る訓練のようです。

 

社会のあらゆる面で求められる

論理的思考力

 

社会に出ると、私たちは日々様々な問題に直面します。

複雑な情報を整理し、原因を特定し、解決策を導き出します。

あるいは、新しい企画を提案する際、筋道を立てて相手に説明し、納得を得ようとします。

このような場面で必要となるのが

 

論理的思考力

 

です。

 

つみき遊びを通して培われる力は、まさにこれらの基礎になります。

 

問題解決能力

つみきを崩さずに高く積み上げる、イメージに沿った形をつくるという、目標に向けて試行錯誤する経験は、社会における課題解決に必要な分析力、計画力、実行力、改善力を育みます。

 

構成化能力

バラバラのつみきを組み合わせてひとつの形を作り上げる過程は、複雑な情報を整理し、要素間の関係性を理解する力を養います。

これは業務プロセスを理解したり、プロジェクトの全体像を把握したるする上で役立ちます。

 

仮説検証能力

「こうすればうまくいくと思うんだけどな」

と仮説を立て、実際につみきを置いてみて結果を確認する遊びは、社会での意思決定に必要な予測力、検証力を育てます。

 

つみき遊びの経験は

未来への投資

 

幼い頃のつみき遊びは、直接的に仕事に結びつくわけではないかもしれません。

ですが、その中で育まれた論理的思考力は、社会人として活躍するための強力な武器になります。

複雑な課題に臆することなく立ち向かい、効率的に問題を解決する力は、つみきという身近な遊びを通して、時間をかけて育まれます。

授業の度、子どもたちが夢中で箱の中につみきを入れていく姿は、将来社会で論理的に思考し、イキイキと活躍する姿と重なります。

遊びの中にこそ、無限の可能性が秘められています。

毎回図形クラスで実施しているつみき遊びは、未来を担う子どもたちへのかけがえのない投資です。

これからも、子どもたちの遊びを大切に、育んでいこうと思います。

 

2024年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校15名受験全員合格（2024年12月18日）

 

2024年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

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