きっかけは自分の口で自分の考えを伝えたからです。

今週より受講時間の変更（時間延長）をしたいのですが、よろしいでしょうか。

子供本人より

 

「時間が足りない」

 

との申し出がありました。

（小１保護者）

 

まだ小１なのに

 

「時間が足りない」

 

ってどうゆうことなんだろうと驚きました。

共通テストを受けた生徒が言うならわかりますが、小１が

 

「時間が足りない」

 

と言って受講時間を増やすなんて、聞いたことがありません。

驚きましたが、もちろん受けていただいて構いませんし、自分の意志を伝えられたのを想像すると嬉しいです。

 

また、別の小１の保護者の方からは

 

子供から

 

と提案がありました。

特に平日の夕方が眠くなってしまうからとのことです。

20時には爆睡しているような良く寝る子で、自分の生活リズムを考えて学習時間を見直したいとは随分大人っぽくなったなと思いました。

子供と相談しながら来週の受講希望を考えました。

宜しくお願いします。

（小１保護者）

 

とのお話がありました。

 

「勉強することで自分自身のことがよくわかるようになる」

 

と折に触れて話しています。

勉強に限りませんが、何かに打ち込むと、

 

「自分って、こういう人間なんだ」

 

「私には私なりの生活リズムがあるんだ」

 

「もっと私なりの成功パターンを見つけたい」

 

と思うようになります。

そんな思いに小１でなれるというのはすごいことですし、親子で相談して考えて、それを私に伝えてくれるところまで含めて

 

「素敵だなぁ」

 

と思います。

 

ふたりとも小１ですが、それぞれ

 

「もっと良くしたい」

 

「もっと良くなりたい」

 

という思いが伝わります。

このような欲を持つことと、それを口に出して表現することは、とても大事です。

表現できたおかげでまわりは

 

「協力しよう」

 

と思って動けます。

毎週こつこつ進めていると、ある日このような転機が訪れることがあります。

その転機をおふたりの保護者それぞれ逃さず受け止めて、その上で私にもパスを出してくれたことに感謝いたします。

 

また、昨日は小６の入室希望３者面談でした。

将来の目標から今の悩みまで、本人の口から聞くことができました。

しっかりした話し方とその中身から

 

「あなた、勝ちたいんでしょ？」

 

と聞くと

 

「はい」

 

と答えました。

 

「家で全然勉強しません」

 

「算数が苦手です」

 

ということで来られたのですが、ここまで意志がはっきりしていれば、こちらも

 

「なんとかしたい」

 

と思うものです。

 

「勝ちたいと思うのなら、勝ったらいいのよ。そういう星のもとに生まれたんだから、それは勝とうと思って勉強すればいいと思う。みんながみんな、そんなに『勝ちたい』って思う人ばかりじゃないからね。がんばってください」

 

と話して、１時間の３者面談が終わりました。

 

この小学生３名に共通するのは、

 

「自分の口で、自分の考えを言えた」

 

ということです。

 

子どもが学ぶ環境の整備という初期設定は親にしかできない場合が多いですが、その後の伸びは、子ども本人の自覚次第です。

 

「その自覚が芽生えるような環境整備をするというのも親次第」

 

という面もありますが、

 

「自覚する」

 

「自分の人生を自分で生きる」

 

のような気持ちになった子どもは強いです。

 

目標に近づけるように、夢が叶うように、協力したいと思います。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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