「もう大丈夫」は危険?受験後に必要な見守りと現実
小学生や中学生、高校生にとって、勉強は時に苦しく、不快に思うこともあるものです。
その気持ちに周りの大人が寄り添い、
「傷つけたくない」
という思いが強くなり、過剰に遠慮すると、子どもは現実から目を背け、夢ばかり見てしまうことがあります。
特に、受験という明確な目標を達成した後、思いもしなかった苦しい展開が幕を開ける場合もあります。
合格後の過信と油断
「小学校受験や高校受験に合格した途端、成績が急降下する」
「別人のようにぼーっとする」
「毎日、特に知的刺激もなく知的興奮を感じることもなく1日が終わる」
このようなケースを見たり聞いたりしたことはないでしょうか。
これは、
「受験を乗り越えた達成感からくる油断」
「もう、これからはひとりで勉強できるだろうという過信」
が原因となることが多いように思います。
本来、
「もう、ひとりで勉強できる」
という思いは、子どもが自立に向けて一歩踏み出した証拠ですし、素晴らしい成長の表れです。
ですが、
「だから、これまでの管理やサポートはもういらない」
という自己認識になってしまうと、話は別です。
家庭や塾での管理のもとで成果を出してきた生徒が、その管理がなくなった途端、つい1週間前までできていた学習習慣を維持できなくなり、結果的に大学受験の計画まで大きく狂ってしまうという事例、相当あると思います。
特に、長岡市内における高校に合格した瞬間、生徒から伝わる達成感、
「もう、これで大丈夫」
という全能感は独特です。
受験の厳しさ
相対評価という現実
なぜ、このようなことになるのでしょうか。
その根底にあるのが、
「受験は相対評価」
という事実です。
「私はこれだけ頑張ったから大丈夫」
「こんなに勉強しているから合格できるはず」
「中3の時、新潟県内の模試でこの順位だったんだから、大学受験もなんとかなる」
という主観的な努力量や達成感、ある種の思い込みは、たしかに大切です。
ただ、受験においては、
「他の受験生と比べて、どれだけ点数を取っているか」
「どれだけ合格ラインを上回っているか」
で合否が決まります。
たとえ自分が
「8割超えた!」
と喜んでいても、まわりが全員9割に達していれば、合格できません。
この相対評価という現実から目を背けたままでは、子どもは自分の現状を客観的に把握できず、
「自分はできる」
という誤った自己認識の中で、本当は必要な努力を怠ってしまいます。
結果として、高3になってやっと厳しい現実に気がつき、希望外の進路にしか進めないとわかった時、子どもも、そして親も、複雑な気持ちと深い後悔を味わうことになります。
真の成長を促すために
子どもが自ら
「勉強できるようになりたい!」
「絶対⚪︎⚪︎に進学したい!」
「将来⚪︎⚪︎にになりたい!」
と熱望しているのであれば、時に耳の痛い現実を伝えることも必要です。
それは、決して子どもを傷つけるためではありません。
むしろ、子どもへの深い愛情と、成長を心から願う気持ちの表れです。
「今のままだと、志望校合格難しくない?」
「今の勉強の仕方で、目標に届くかな?」
のような言葉は、子どもにとって現状を直視し、望む結果を生み出すための努力を喚起するきっかけになります。
そして、親を含めた子どもに関わる周りの大人は、子どもが自立への一歩を踏み出すことを応援しつつ、
「過信からくる油断がないか」
「自己認識が現実と乖離していないか」
あともう少しの期間、見守り続ける必要があります。
合格は素晴らしい通過点です。
ただ、それは次のステージへのスタートラインとも言えます。
「高校に合格したので、あとは本人に任せています」
と親が言うのは、カッコいいです。
カッコいいですが、2年数ヶ月後、希望外の進学先に入学金を振り込む時、後悔は0でしょうか。
そばにいる子どもは、納得した表情をしているでしょうか。
子どもは自分の学力を「過信」しないこと。
親は「自立」という言葉に夢を見すぎないこと。
この2つに気をつけるだけで、日頃の行動の仕方、日頃の関わり方が変わります。
急な自立は責任放棄とほぼイコールです。
「自立させたかったけど、完全に目を離したらダメだわ」
「自立じゃなく、放任になっちゃった」
「うちは、すぐに自立じゃなく、少しずつ自立できるようにしていきます」
と反省してもいいのです。
時間がある内に、残り時間がまだある内に、考え方、行動の仕方、接し方を調整していきましょう。
2024年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。
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新潟大学附属長岡小学校15名受験全員合格(2024年12月18日)
2024年新潟大学附属幼稚園に合格しました。
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