論理的思考力と共感力 AI時代を生き抜く「両利きの力」
論理的思考力について考える機会が多いです。
それは、算数はじめその他の教科も、
「だから?」
の連続だからです。
ですが、
「なぜ?」
「だから?」
と論理的に考えることは、ひょっとして、日本、特に長岡のような地域における
「和を重んじる」
「空気を読む」
文化とは相容れないのではないか、という疑問が出てきました。
日本の社会、特に年齢層が比較的高い人たちが存在している場においては、調和を重んじ、ハッキリとした異論を唱えることは避けられる傾向があります。
言葉にしなくても、前後の文脈や非言語的な情報から
「意図を察する」
「空気を読む」
能力が重視されるため、論理的に考えたり提案したり質問したりすることは、
「和を乱す行為」
と受け取られかねませんし、
「論理的思考は邪魔」
だとさえ感じられることもあるかもしれません。
ですが、だからと言って論理的思考力が不要かと言いますと、それはちがいます。
むしろ、ますます予測不能な変化が続く現代において、論理的思考力はどうしても必要な能力です。
AIが劇的な進化をし、情報が氾濫する世界において、子どもたちが自ら問いを立て、情報を分析し、筋道を立てて考え、最適な解決策を導き出す力は重要になる一方です。
私も少しずつではありますが、生成AIを利用するようになりました。
今まで、家電、車、文房具、何においても最上位グレードのものを買ったことはほとんどありませんでしたが、生成AIに限っては、フル課金しています。
しかも2つ。
2024年と2025年の生成AIは、私でもわかるぐらい、全く別物と言っていいほど進化しています。
感覚的には、毎週グレードアップしている感じです。
それだけの進化を日々感じているので、論理的思考力および問題解決能力は、今まさに必要とされている力だと思います。
空気を読むことも立派な論理?
はじめは
「空気を読む、なんて…」
と思っていましたが、
「ひょっとして、空気を読むという行為は、立派な論理的思考力のひとつなのではないか?」
と考えるようになりました。
空気を読むというのは、人の表情、声のトーン、沈黙、これまでの過去の経緯等、非言語的・非明示的な情報を瞬時に察知し、
「今、何を期待されているのか?」
「今、何をすればいいのか?あるいは何をしたらダメなのか?」
を推論することです。
言葉にされていない情報から、何かしらのパターンを認識し、
「だから」
と、論理的に判断を下しているのではないか、という考えに至りました。
そして、そこには論理的思考力と共感力という、一見すると対極にある2つの能力が、実は相互に補完し合う関係になるのではないか、という思いも持つようになりました。
論理と共感の相乗効果
論理的思考力は万能ではありません。
論理的思考力だけでは、人間社会の複雑な問題を完璧に解決することは難しい場合があります。
感情、価値観、宗教、文化、歴史といった様々な要素が絡んでいるからです。
ここで、共感力が力を発揮します。
共感力は、人の感情、考え、状況をまるで自分自身のことのように理解しようと努める力です。
論理的かつ効率的な解決策を導き出し、さらに共感力で
「どのように思われるだろうか?」
「どのように受け入れられるだろうか?」
と予測することで、机上の空論ではない、実際に機能する解決策を生み出すことができるのではないか、と思います。
論理的思考力で状況を客観的に分析。
共感力で関わる人の気持ちや考えを理解。
この2つができるようになれば、AIでもまだ解決できていない、より複雑な問題を解決できる人になれる可能性が高いと思います。
「両利きの経営」という書籍がありますが、論理と共感、この「両利きの力」は子どもたちの生きる力に直結します。
「両利きの力」が育つために
近々、プールが始まる学校もあります。
入園、入学、進級したと思ったら、あっと言う間に夏休みです。
夏休みには自由研究があります。
自由研究には、子どもたちの
「なぜ?」
がたくさん詰まっています。
まずは安心して
「なぜ?」
の追究ができるように、自由に考え、発想し、それを表に出そうと思える環境をつくることです。
そして、その中に
「他者の気持ちを理解しようとする姿勢」
が含まれると、より一層素敵な自由研究になると思います。
頭の賢さ、心の豊かさ、どちらも手に入れることができれば、問題だらけ、課題だらけの複雑な世界を元気に生き抜くことができます。
算国理社、全部できればバランスが良い訳ではありません。
「勉強もできるし、優しい」
これですと、
「勉強は良くできる」
とは大違いです。
人間社会では、スペックだけで生きていくわけではありません。
数値に表されるものもあれば、数値には出ない、むしろ
「数値化することが野暮」
という心の部分、共感力が大切になります。
問題文も読み、空気も読み、今月も頑張っていきましょう。
2024年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。
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新潟大学附属長岡小学校15名受験全員合格(2024年12月18日)
2024年新潟大学附属幼稚園に合格しました。
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ma・senkaは、
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