お手伝いは小学校受験合格の鍵 家庭でできる具体的実践ガイド
小学校受験というと特別な教材を購入したり受験対策教室で猛特訓したり、
「とにかく勉強!」
のイメージがあるかもしれません。
たしかに筆記試験がありますので勉強は必要ではありますが、
「合否を分ける大きな要素は日常生活の中にある」
と思っています。
特に、子どもにとって
「お手伝い」
は、実は受験で求められる様々な能力を育てる要素がふんだんに含まれています。
小学校受験では、知識を問われるだけでなく、認知力、非認知能力も重視されます。
・先生の指示を正確に聞き、理解する力
・1つの作業に粘り強く取り組む力
・物事を順序立てて考え、計画的に進める力
・指先を器用に使う力
・「できた!」という自信をもとに自ら問題解決に立ち向かう力
これらは、毎日のお手伝いを通して、自然に身につけられる能力です。
登園の支度・かたづけで
段取りをする力・分類する能力
を養う
顔を洗う
→
歯磨き
→
服を着る
のような行動の順番を書いたチェックリストを壁に貼り、1つずつ確認しながら進めてみましょう。
幼児の教室生の中には、チェックリストを鞄につけている生徒もいます。
これは指示を理解する力、段取りをする力を養います。
また、
「ぬいぐるみはここ」
「おもちゃはここ」
「色鉛筆はここ」
と、種類によって収納場所を決めることは、小学校受験で頻出の
「分類・仲間分け」
に直結します。
毎日子どもが小学校受験頻出問題と同じ内容のお手伝いに取り組むのと、
「ママやって」
と丸投げするのでは、1年、2年経った時、すぐには挽回できないほど差がついています。
食事の準備、後片付けで
数概念・観察力・順序立てて考える力
を養う
食事の準備の際、
「お皿4枚並べてくれる?」
「スプーン全員の分出して」
等、数に関わることが頻繁に出てきます。
低年齢の時こそ
「具体的」
が重要です。
ひとつひとつ手に持って数えることを毎日繰り返していると、地に足のついた数概念が身につきます。
また、料理の際、
「トマト、赤いね」
「面白い形のじゃがいもだね」
「このキュウリ、大きいね」
と声をかけることで、色や形、大きさを観察する気持ちにスイッチを入れます。
野菜を洗う
→
切る
→
器に入れる
という手順通りに進めることは、順序立てて考える力を養います。
順序立てて考えてほしいなら、順序立てて考える機会をつくることです。
子どもの脳は、刺激次第でいくらでも伸びます。
できない理由は、
「やったことがないから」
というのがほとんどです。
「やった上でできないのか」
「やったことがないからできないのか」
保護者の皆様が見極めましょう。
洗濯物関係は
巧緻性と図形認識の特効薬
「これは私」
「こっちはママ」
と仕分けすることで、ここでも小学校受験で頻出の
「分類・仲間分け」
の力が身につきます。
また、洗濯物を干す時、洗濯バサミで留める練習もしてみましょう。
物事に片手で取り組む子どもと両手で取り組む子ども、どちらが意欲的と評価されるでしょうか?
これはもちろん両手です。
洗濯バサミを使おうとすると、自然に両手を使うようになります。
指先を使う細かい作業ですので、巧緻性も育ちます。
日本の場合、会社員であっても片手で作業をしていると、
「適当」
「なんかやる気なさそう」
と評価されやすいです。
たとえ正確に期限内に終えたとしても、今ひとつ評価が上がりません。
小学校受験は、年長児対象の試験です。
年長児対象ですので、劇的に難しい問題は出ませんし、出たところで、ほとんどの子どもができないので、差がつきません。
差がつくのは姿勢です。
日常生活、特に食事の時に片手しか見えない場合、
「同点で並んだ時、選ばれるか選ばれないか」
というボーダーライン上になった時、やや弱いかもしれません。
意欲が感じられる子どもと感じられない子ども、あなたが小学校の先生でしたら、どちらを合格させますか?
「できてたらいい」
「正解してたら姿勢なんてほどほどでいい」
というのは、まわりができていない時なら選んでもらえます。
まわりもできている時、何が判断基準になるかと言いますと、姿勢です。
「ふつう、両手でしょ」
「ここで片手は恥ずかしい」
と思うのでしたら、それはやっぱり両手でした方がいいというサインです。
両手と言えば、洗濯物を畳む時も両手です。
また、畳む作業には、
「半分」
が何度も何度も出てきます。
「2倍にする」
「半分にする」
ことがスムーズな子どもほど算数が得意です。
洗濯物を畳む場合、図形を扱う能力、空間認識能力も育ちます。
「半分にして、もう一回半分にして」
これでもとの広さの4分の1になります。
タオルやハンカチの場合、同じ大きさのものを何枚か揃えられている方もいらっしゃると思います。
特殊な学習グッズを買わなくても、洗濯物を畳むだけで面積にも、そして割合にも強くなります。
話は変わりますが、小学生で
「面積がピンとこない」
「割合が苦手」
「どこからわかってないかもわかってない」
場合、図を使って解いていない子どもがほとんどです。
学校や塾でタオルを広げると
「え?」
となりますが、自宅学習の場合なら、
「これが100㎠でしょ。一回折ったら半分になったから50㎠でしょ。もう一回折ったらどうなると思う?」
と、実況しながらやってみましょう。
「困ったら具体的」
です。
ノートに図を書いて解くことに心理的な負担を感じていそうでしたら、使うのはノートではなくタオル、ハンカチです。
紙は植物から出来ていますが、タオルも植物から出来ています。
出所は同じです。
困った時は、植物由来のもののお世話になりましょう。
まとめ
小学校受験はゴールではなく通過点です。
6歳以降の長い人生を楽しく豊かに過ごすための土台をつくる時期です。
ですから、上記のことは、ぜひ一緒に取り組んでみてください。
包丁も使いますし、火も使いますし、お湯も使います。
ただし、配慮すれば、一緒であれば、できることもあります。
時間がかかることもあると思いますが、
「だから今やってよかった」
と思うことです。
「え?ここで片手?」
「三つ折りしてるじゃない!どこで覚えたの?」
と驚いたり笑ったり、楽しいお手伝いの機会をつくってみてください。
いつの間にか小学校受験突破力が育っていると思います。
2024年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。
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新潟大学附属長岡小学校15名受験全員合格(2024年12月18日)
2024年新潟大学附属幼稚園に合格しました。
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授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。
受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。
ma・senkaは、
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