素直な人、素直風な人

素直な人と、素直風な人には雲泥の差があります。

 

「いいですね」

 

と言って次の日から始める人もいれば、永遠に始めない人もいます。

 

「わかりました」

 

と言って、その場で直す人もいれば、家に持ち帰り二度と持って来ない人もいます。

 

素直な人は評価されますが、素直風な人は評価もされず、指摘もされません。

素直風の人を指摘するには、一歩踏み込む必要があります。

ふつう、人はそこまで指摘しようとしません。

ですから、素直風の人は

 

「どうして自分ってうまくいかないんだろう？」

 

と不思議でならない顔をしています。

 

素直風の人は要約が速いです。

 

「結局こういうことですね」

 

と、悟った感を出すのが上手いです。

ですが、素直風も悟った感も、全部が全部軽いです。

軽そうに見られるということは、本人はもっと軽んじていますから、受け取るつもりはさらさらありません。

 

受け取らないから変わらない。

だから、今があります。

 

生きていく上で、素直風に過ごす場面はいくらでもあります。

ですが、自分の中で

 

「今のは素直風だったな」

 

「もう少し素直に聞き入れておかないと、後で苦労するぞ」

 

と把握しておかないと、自分が自分に騙されます。

 

うまくいっているなら、自分の気持ち通り、素直に行動していれば構いません。

もし、うまくいっていないなら、あるいは、今のままでは目標に到達できないような気がするなら、素直ではなく素直風な気構えが出てしまっているのかもしれません。

 

模範解答の文字数の10倍の文字数で言い訳をしていたら、どう考えても何か大きな間違いがその人の中にあります。

素直か素直風かで、時間が経つにつれ出てくる結果の差が大きくなります。

できない脳ほど自信過剰です。

まだ伸びしろがあると思ううちに、素直に取り組めるようにしたいですね。

 

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新潟大学附属長岡小学校15名受験全員合格（2024年12月18日）

 

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