中学生に言葉を聞いて理解する力があって良かったです。

中学生が頑張っています。

その生徒の前で、長岡高校理数科2年生に

 

「今、◯◯◯◯、あと残り国語と理科だけらしいよ。いいペースだよね？」

 

と聞きますと、

 

「めちゃめちゃいいペースです」

 

と言っていたので、中学生も喜んでいました。

 

私が

 

「いいペース」

 

と言うのと、長岡高校理数科の生徒が

 

「いいペース」

 

と言うのでは、効き目や説得力がちがいます。

 

中学生は、これからも◯◯◯◯を解くことに変わりはないのですが、捉え方が変わります。

捉え方、物事の解釈の仕方が変わると、やる気につながります。

 

ただし、これが通じない場合もあります。

それは、言語力が弱い生徒です。

言葉が弱いと、最初の解釈がズレています。

次に、評価されてもピンときません。

梨の礫、暖簾に腕押し、空白の時間が流れて終わります。

 

今回の場合、中学生に言葉を聞いて理解する力があって良かったです。

 

「わざわざ何を言ってるんだ」

 

と思われる方もいらっしゃるでしょうが、そうでない場面がいくつもありましたので、

 

「聞いてくれて感謝。理解してくれて感謝」

 

と思います。

聞く力がない人は、本人に悪気がなくても、まわりの人をがっかりさせ、傷つけます。

また、聞く力がない子どもの親は、

 

「うちの子、人の話を聞かないんですよね」

 

とは言いますが、

 

「うちの子、◯◯ちゃんの話聞かなくてごめんね。嫌な思いさせたよね」

 

と、相手の子どもに謝罪、あるいは、謝罪の姿勢を持った人を見たことがありません。

 

うちの子は苦しんでいる。

 

以上、です。

 

話は、聞いてくれるだけでありがたいものです。

誰かが誰かの話を聞いて、理解したことがわかると、それを見ているだけでも

 

「良かった」

 

と思うものです。

 

話を聞けないのは、たしかに苦しいことです。

苦しいですが、人と関わって生きていく以上、どこかで聞く力、認知力と向き合った方が未来は開けると思います。

 

話を聞かない、ピンとこない、なのに勉強はよくできる、という子どもは想像できません。

話で使われるのは言葉です。

テストの問題はすべて言葉です。

言葉に弱いということは、現在の日本の義務教育課程全般で不利ということです。

 

文字を読んで、文字を書く。

この作業が全く性に合わない場合、希望通りの進学はかなり難しいでしょう。

 

言葉は人の感情に直結します。

ここに、AIとの差別化の道があります。

なぜ学歴が必要かと言えば、収入に直結するからです。

学歴を得るには、それ相応の言語力がいります。

 

文字が嫌い。

読むのが嫌い。

まともに喋った姿、見たことない。

 

それでも、今の学校は指摘もしませんし、変えようと手を差し伸べることはありません。

担任は時が過ぎるのを待ち、自分の責任の範疇から外れる年度末を待っているだけです。

 

あなたが立ち上がるしかありません。

子どもの突破口は、あなたです。

 

毎日、態度姿勢の悪い子どもを見ていても、学ぶことはありません。

反面教師になるなんて、大勘違いです。

態度姿勢の悪い子どもを教師モデルとして、少しでも態度姿勢の悪い子に近づくように学習を積み重ねます。

 

学習をしてほしいと思うなら、そのような環境に身をおくことです。

勉強したければ難関大学に行けばいいですし、高い年収を得たければ大企業に就職することです。

外れ値は、やっぱり外れ値と言われるだけあって、参考になりません。

 

「ふつう、◯◯高校に行ったら就職だよね」

 

という高校に、国立大学志望の人が行くものではありません。

18歳の未来は、12歳で予測がつきます。

それは、長岡ぐらいの規模の町ですと、順位の変動が起きないからです。

ですので、早期に始めた方、早期に力を入れて教育された方が最後まで強いままでいられるのです。

 

早期に始めるデメリットは、世間の目だけです。

それさえ克服できれば、志望校合格の確率は数段上がります。

 

目標があるならば、開始時期も決まります。

数字と理性で判断してみましょう。

 

2023年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験14名合格（2023年12月6日）

 

2023年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験2名合格（2023年10月21日）

 

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