2023.10.31

2月の目標は決まりましたか？

保護者の方には、先の計画を立てることを進めています。

「何を当たり前のことを…」

と呆れるかもしれませんが、中学受験が盛んではない地域では、中学生になるまで

「特に進学のことは考えてません」

という方は多いです。

考えないということは、ネットで情報収集もしないということです。

ですので、保護者の感性と受験の常識のチューニングが合っていないことはいくらでもあります。

「結果より過程が大事」

「いやいや。やっぱり結果でしょ」

というトークもありません。

先々の目標がないのですから、過程も結果もありません。

目標がないと、人は成長しません。

「3年後、こうなっていたいな」

という目標がない人は、3年経っても特に変化はありません。

焦りもしませんが喜びもありません。

目標がないのですから、達成感も悔しさもありません。

それはそれで幸せな人生ではありますが、もし、ほんの少しでも

「大学に行ってほしい」

「どうせ行くなら国立しかない」

「なんとなく、うちの子は国立大学が合うと思う」

というのなら、さすがに前もって準備することです。

合格体験記を読むと、どれだけ前もって準備してきたかわかります。

不合格体験記を読むと、どれだけ時間を無駄にしてきたかわかります。

競争は長岡にあまりないだけで、全国的には競争だらけです。

今、狭き門は、あなたの子どもの時も狭き門の可能性が高いです。

なぜなら、みんなあなたと同じ考えだからです。

人が想像することに、そんなに違いはありません。

違いはやったかやらなかったかだけです。

やった子どもには、3ヶ月後の明確な目標がありました。

やらなかった子どもには、3ヶ月後のイメージがぼんやりしていました。

明確な目標を掲げた子どもが目標を達成していく一方、目標もイメージもない子どもは3ヶ月後も、おそらく次の3ヶ月後もぼんやりしたままです。

「小4になったら自覚する」

「中2になったら自分の立ち位置に気づく」

そんなことはありません。

親がはたらきかけない限り、自覚もしませんし気づきもしません。

ですから、はたらきかけるつもりのない親の子どもは18歳の時、選択肢の質と量に驚きます。

「◯◯◯万円で終わる人生」

と、やっと理解できます。

「人間は学歴だけがすべてではないですよね？」

と言いたい気持ちもわかります。

もちろん、その通りです。

その通りですが、一般的には収入は学歴順になります。

幼児でも、決まっている子どもは1月、2月、3月の目標がしっかり決まっています。

目標があれば行動できます。

少しでも行動を起こせば、目標がさらに明確化されます。

ですから、目標を立てた人から順番に手に入れていくということです。

2月の目標、もう決まっていますでしょうか。

3ヶ月あれば、相当準備できます。

逆に言うと、3ヶ月では達成できない目標があるならば、とりあえず3ヶ月で結果を出せるところまで細分化した方が、モチベーションは続きやすいです。

目標を決めた瞬間、今やることが決まります。