希望する未来があるなら、今やることが決まります。

ma・senkaに来られる方は、教育熱心で子どもの能力にそこそこ自信のある方もいらっしゃれば、

 

「学校でちゃんとできるか不安」

 

「勉強についていけるのか心配」

 

「何を伸ばして、どう育てたらいいかわからない」

 

という理由で来られる方も多いです。

不安でも心配でも教室で学習していると、ちゃんと結果が出てきます。

結果が出ると

 

「もっと上に」

 

「もっと先に」

 

「もっと子どもに合った環境を」

 

と考えるようになります。

ただ、長岡では受験というと高校受験なので、小学生ですと

 

「いや、特になにも」

 

と言う人は多いです。

ですが、話しているうちに理想の高校の話題になると、

 

「そこに行けたらいいですね」

 

「そこはちょっと・・・」

 

と、誰にでも多少の希望はあるものです。

希望のレベルが高ければ高いほど準備は早めになりますし、今やることも決まります。

たとえば、

 

「高校受験までに英検2級取得したい」

 

と思ったとします（以前教室生が中3で取得しました）。

そうしますと、中2で準2級、中1で3級、小6で・・・と、自然に

 

「この時点でここまでやっておかないと困る」

 

ラインが見えてきます。

長岡高校を受けようと思った時、

 

「英検？3級は持ってますね」

 

だと心許ないです。

本当は高校受験なら3級あれば悪くはないのですが、長岡高校に行きたいと思うような生徒は大体その後の進学先の目標もそれなりに高いでしょうから、やっぱり3級だとちょっと足りないです。

 

中学生になると、急に自分の苦手と向き合う機会が増えます。

今まで

 

「個性を大事に」

 

「あなたらしく」

 

と言われていたのが嘘のように、ただ点数が出て、ただ順位が出て、偏差値の高い順番に高校に行きます。

そこに個性も適正もありません。

偏差値順、学力順です。

学力の高い生徒が偏差値の低い高校に行っても別にいいのですが、ふつうの人はあまりそういうことはしません。

 

「うちもそう」

 

と思うなら、もう、今からやることは当然あります。

 

まず、目標からの逆算です。

今週個人面談が6件ありましたが、毎回お話したのが逆算についてです。

長岡で小学低学年、中学年、そして中学受験をしないとなると、本当に今何をしたらいいのかわからないのが現状です。

学校では普通に過ごせますし、

 

「一生懸命勉強しても別に評価されないし、この勉強も将来無駄になるかも」

 

という疑念が湧くと、毎日が最低限だらけになります。

 

最低限の勉強。

最低限の暗記。

最低限の準備。

 

この意識でも小学校では「普通」とか「明るくていいですね」とか言われて、なんとかやっていけます。

ただし、それでは漠然と考えていた希望の高校進学は難しいので、

 

「小1でも小2でも小3でもやることはしっかりあります」

 

という話をしました。

 

そして子どもの特性です。

通信授業が向く子どももいれば、対面授業が向く子どももいます。

また、家で勉強できない子どももいれば、家の方が落ち着いて勉強できて結果が出せるという子どももいます。

いくら評判が良くて、親も興味関心があっても、子どもに合っていなかったら変えた方がいいですし、

 

「送迎大変」

 

「時間を取られる」

 

と思っても、対面の方が力がつくならそちらが子どもに合っているということです。

 

また、この文章を読む方の中に「塾なし受験」に興味のある方はいないでしょうが、「塾なし合格」はよっぽど子どもの勉強に適した家庭環境のなせる術なので、最初から

 

「うちは塾なしでいきます」

 

とあまり決めつけない方がいいと思っています。

やってみてもいいですが、もし子どもの成績が上がらなかった場合、

 

「教材は悪くない。みんなこの教材で合格してる」

 

「使ってる教材は同じ。違うのは家庭環境」

 

「え？私の関わり方がまずい？」

 

「この子の成績の足を引っ張っているのは私？」

 

「出ました。結論、私の力不足」

 

「こうなるはずじゃなかったのにな」

 

「こんな未来、描いてなかったよ」

 

「ネットで見た通りやったのに、そんなにうちの家、ダメですか？」

 

「私、勉強法については、もう、全部っていうぐらい読んだし、本当に知ってるんですよ」

 

「なんなら、他人にアドバイスまでしてますし」

 

「なのに、我が家はそんなに我が子の勉強に向いてなかったですか？」

 

「でも、この時期になったらもう誰にも聞けない・・・」

 

この状況になるのを想定して、それでもよくて、ここまで責任を持てる覚悟があるほどバイタリティと根性のある方ならやってもいいと思いますが、勉強についての知識は、ふつうの親は自分の受験時の経験のインパクトが強すぎて、何を見ても何を聞いても、どうしても自分の価値観に引っ張られます。

親が自分の価値観を大事にすると、普通に考えれば親以上にはなりません。

 

「塾なし受験」は「監督なし甲子園」「コーチなしウィンブルドン」のように思っています。

 

まず、

 

「勝つ気があるのかな？」

 

「本当に勝ちたいのかな？」

 

と思います。

そして、

 

「家で仕上げて、親として認めてもらいたいだけじゃないですか？」

 

「ただの憧れじゃないですか？」

 

「子どもの受験の時に、親がまだそんなに自意識過剰なのはどうなんですか？」

 

ぐらいのことは思います。

しかも、このタイプの方は聞いてもいないのに

 

「うちは塾なし」

 

と言われます。

言葉の捉え方によっては、

 

「すごいですね！」

 

という人もいれば

 

「わざわざ言うこと？」

 

という人もいるでしょうし、

 

「育った家庭環境自慢？うちにはそんな雰囲気一切ないわ」

 

という人もいるでしょう。

それが子どもに合っていればいいのですが、

 

「塾なし受験して合格して、それをみんなに言いたい」

 

程度の浅はかな考えなら、早急に捨てましょう。

基本的に人が成長するのは切磋琢磨、相乗効果のある環境です。

 

「子どもの選択肢を増やしたい」

 

と思う割に、親が考える選択肢が少なく、そもそも子どもに合っていなかったりします。

親の理想より子どもの現実です。

子どものために親が自分の思い込みを捨て、こだわりを捨て、合わせていくことです。

 

10月8日（土）9日（日）10日（月）

9:00-9:45

10:00-10:45

11:00-11:45

上記の時間帯、無料体験授業実施します。

ご希望の方はご連絡ください。

予約サイトでも予約できます。

 

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。