選択肢を増やす。可能性を広げる。

こちらから幼稚園受験、小学校受験を無理に勧めることはありません。

ご家庭の子育ての方針はそれぞれですし、その考えを尊重したいと思っています。

 

なぜ、幼児教育、早期教育が大事に思うかといいますと、

 

選択肢を増やす。

可能性を広げる。

 

これに尽きると思います。

 

世の中には選択肢は無数にあります。

調べれば調べただけ、選択肢はいくらでも出てきます。

その時、

 

「できそう」

 

と思うか、

 

「いや、無理」

 

と思うかで、選択肢の数が変わります。

 

できることが増えると、可能性が広がります。

 

ポジティブシンキング、ポジティブ思考といわれます。

ネガティヴよりはもちろんいいと思うのですが、ポジティブに考えるだけでは、現状を突破できません。

 

行動することです。

ポジティブ行動です。

 

ネットのおかげで、世の中の選択肢を調べることに関しては圧倒的に楽になりました。

知ることはできます。

夢を描くこともできます。

 

残されたのは、やることです。

やるというのは、手を動かすことです。

 

見てるだけ、読んでるだけでは、知識が定着しませんし、できるようになりません。

手を使って解かせないと、実力はつきません。

 

ですから、手を使った子どもだけが集団から抜け出します。

 

 

幼稚園、保育園では、静かに座っているだけで

 

「いい子だね」

 

「賢いね」

 

「よく聞いてるね」

 

と言われます。

 

本当に賢いかどうかは、その子に実際にさせてみないとわかりません。

聞いていたかどうかは、話の後に言わせてみる、言われた通りにやってみさせないと判断できません。

 

ただ静かに座っているのは、ただ頭を使っていないだけかもしれませんし、動けないだけかもしれません。

 

「うちの子はわかっています！」

「よく聞いてます！」

「理解してます！」

「できるんです！」

 

と言っても、答案に書かなければわかっていないとみなされます。

考えを口にしないと考えていなかったとみなされます。

 

「本当はわかってるのに」

 

と誰もいない部屋で地団駄踏んでも、世間からの評価はそんなものです。

まわりにわかってもらえるまで能力を高めてこそ、やっと選択肢が増え、可能性が広がります。

 

中にはただ大人しく座っているだけで

 

「天才」

 

とまでいう保育士もいますが、その話を聞いた時、私は気が狂いそうになりました。

その言葉を聞いた親が、それで気を緩めたらどうするつもりでしょうか。

親子の未来を潰したのは、その保育士です。

 

保育士は褒めたつもりです。

結果として、その言葉が子どもの選択肢を増やす努力を怠るように仕向け、可能性のドアを全部閉ざしたのです。

 

座っているだけ、見ているだけ、読んでいるだけ、知っているだけは、子どもの選択肢を増やしません。

 

自分で手を動かして手に入れた実力が選択肢を増やします。

 

座っているだけ、見ているだけ、読んでいるだけ、知っているだけが好きな人にとっては、めんどくさくて、

 

「それだけはしたくない」

 

という種類のものです。

 

かわいそうなのは、勉強を

 

「めんどくさい」

 

と思っているところです。

 

本当は勉強は楽しいものですし、

 

「やめなさい」

 

と言われても続けたくなるものです。

 

「今から勉強なんて、子どもが嫌がるだろうな」

 

と思うところから、我が子への過小評価は始まっています。

 

無意識に

 

「この子の力はここまで」

 

と見切りをつけています。

 

「親である私が間違うわけがない。この子にそんな力はない」

 

と考えていることに気がついていません。

 

親の役目は、子どもの選択肢を増やすこと、可能性を広げることです。

知らず知らず、本当に知らず知らず、

 

「この程度」

 

と線を引かないことです。

 

考え方を変え、行動を変えれば、子どもの能力は育ちます。

 

コツコツ努力すれば選択肢は増えますし、可能性は広がります。

 

変わるきっかけを探されている方、お問い合わせください。

 

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。