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2020.07.08 成功体験の前段階

成功体験の前段階

先週から、

 

「理科のテスト、2つとも100点でした」

 

「人生初のテスト、100点でした」

 

「100点目指してたんですけど、90点でした」

 

と、嬉しい報告(小1〜中2)を受けています。

 

これらは、いわゆる成功体験です。

成功体験は、自信につながります。

ですが、私が見ているのは、ほとんど、その子どもが「できていない途中過程」です。

 

急に100点にはなりません。

スタートは誰でも0点です。

なにしろ、知らないのですから。

 

0から、10になり、30になり、40になり、と、少しずつ上がっていって、1oo点につながったのです。

 

大事なのは、

 

「こんなに頑張って、まだ30点か・・・」

 

と、勝手に落ち込まない、勝手にあきらめないことです。

 

0からスタートして、30までレベルを上げてきたことを自信にすることです。

そして、「だから、まだまだ上がれるはず」と信じることです。

 

ma・senkaには、午前中から午後6時までは幼児や小学生、午後6時以降は中学生、高校生が来ます。

ほとんど毎日、1歳から高校生まで指導しています。

 

幼児、小学生の親には、「時間のゆとり」があります。

ですので、「可能性を広げる教育」がゆったりとできます。

 

 

何に役立つか、すぐにわからないけど、自信を持てるようになるし、考える力もつく。

集中力もついてきた。

そして何より、子どもが楽しそうに取り組んでくれているのが一番嬉しい。

 

 

という教育に、じっくり腰を据えて取り組めます。

 

一方、中学生や高校生には、「目の前の課題をどうこなすか?」という現実問題があります。

想像よりも、現実の展開の方が早いです。

また、子どもにとっては「こんなの無理」と思えること連発です。

 

「うわぁ!楽しそう!」

「これ、面白そう!」

「はやくやってみたい!」

 

という課題は、ほぼ皆無です。

 

この時、

「成功体験を身につけさせたい」

「成功体験が自信をつくる」

という「成功体験至上主義」は、心が折れるきっかけになります。

 

中学生にもなれば、そうそう成功ばかりではなくなるからです。

 

ドラマでも映画でも、弱点を持った人間が、苦しい環境の中で、難しい課題を与えられ、それを乗り越えていきます。

 

成功体験のシーンは、めちゃくちゃ少ないです。

ほとんどのシーンは、自分を信じて、苦しい環境の中、試行錯誤しています。

 

その結果、成功につながります。

 

大事なのは、自分を信じて、努力できるかどうかです。

 

「やり続ければ、できるようになる」

 

と信じて取り組めば、必ず、レベルアップします。

 

中居正広さんも

 

「成功は約束されていないけど、成長は絶対に約束されている」

 

と言われています。

 

伸びてなさそうに思えても、プロから見れば、

「明らかに伸びている!」

と思えることは、よくあります。

 

昨日、中学生の授業中、1時間40分経ったところで、生徒が

 

「疲れた〜」

 

と言って、床にしゃがみ込みました。

 

そんな光景、私は初めて見たんですけど、気持ちはよくわかるんですね。

 

「よく頑張った!きつかったやろ?」

 

「はい」

 

昨日は、英単語の暗記をしていました。

これまで、英単語テストで思うような結果が出ていませんでした。

今まではあまり気にしていなかったようでしたが、他の科目の調子が良くなってきたので、英語が気になるようになってきたのでしょう。

 

「どうやったら覚えられますか?」

 

と相談されました。

この言葉は、意欲のない人からは聞けない言葉です。

 

これまでの学習法は、「ひたすら書く」というものでした。

実際、学校で「ひたすら書くためのプリント」を配布されたようで、持参していました。

 

書くのは間違ってはいないのですが、

「英単語は、口に出して読むこと。読むのを7割、書くのは3割ぐらいでいいよ」

と伝えました。

 

声に出すと、発音を意識することになります。

そもそも、英語は語学です。

文字を知らない子どもも話せますし、聞けます。

 

私は大学で演劇を3年間やっていましたが、その頃、一番記憶力を使いましたし、記憶力が伸びました。

人生で、あんなに「覚えないと、まわりに迷惑がかかる」と思ったことはありません。

つい先日まで、台本を全然覚えてないまま舞台に立つ夢をよく見ていました。

 

その時、どうやって覚えたかというと、とにかく「声に出す」でした。

書いてみたりもしましたが、全然効率が悪いんですね。

また、声に出せるようになれば、自然と書けるようになります。

 

「言えるのに書けない」というのはあまりありません。

 

英語の場合は、スペルミスがあるので、もちろんそこは覚えないといけませんが、基本は「書くより、口に出す」です。

 

その方法で1時間40分指導し、75個のうち67個覚え、書けるようになりました。

ずっと、マンツーマンです。

 

そりゃあ疲れるでしょう笑

 

この指導、人によっては「過保護」と思うかもしれません。

「中学生に、そこまで手取り足取りやってあげるなんて、いいの?」

と思う方もいるでしょう。

 

人には、それぞれの時期に必要なサポートというのがあります。

 

「自分で考えて勉強しろ!」

と言われても、勉強法を知らなければ、なんにもできませんし、間違った勉強法を続けても、結果が出ないままで自信になりません。

 

自分で考えて行動できるようになるためには、まず、蓄積がいります。

数ある方法の中から、今の自分にあったもの、自分を高めてくれるものを選択できるようになっていないと、効果がでません。

勉強法を自分で見つけて実行するのは、子どもにとって、相当ハードルが高いことです。

 

「基礎知識を伴わないアクティブラーニングは、とんでもない結論を導き出してしまう」

と、新井紀子氏が述べていますが、積み重ねたものがないままで、「とにかく自力でやれ」と言っても無意味です。

 

考える素材がないと、大した結果は出てきません。

 

自分で考える力を持つ前に、「こうやって勉強していけばいいんだ」という体験が必要です。

そして、その勉強法は、独学よりも、教えてもらった方が早いです。

 

 

次に、1時間40分でしゃがみこんだのですが、1人で勉強して、そこまで自分を追い込めるでしょうか。

 

いつか、自分で自分を追い込んで勉強したり仕事をしたりできるようになればいいですが、今は、まわりのサポートを得て、成長できればいいと思っています。

 

「うまくいかないかも・・・」

「やってみて覚えられなかったら嫌」

「とにかくめんどくさい」

「でも、結果は出したい」

 

そんな時、私が子どもに何も協力できなかったら、私は用無しです。

 

子どもの成功の瞬間に、私はいなくてもいいと思っています。

でも、子どもが失敗したり、困っている時には、そこでサポートしたいと思っています。

 

覚えたい。

でも、覚えられない。

その時に、「自分でなんとかやれ!」というのは、良い指導なんでしょうか。

 

かつて覚えることができた生徒ならいいです。

今まで、ちゃんとした覚え方、勉強の仕方を教えてもらえなかった生徒には、そこから教えることが必要です。

今は、自分で考える時期ではなく、教えてもらう時期です。

 

昨日の場合だと、教えるというより、

 

「一緒にやろう」

 

です。

私も両足の裏を床にべったりつけて、姿勢を正して、英単語一覧を見ていました。

 

昨日、1時間40分で、子どもは今まで経験したことのない、充実した勉強時間を過ごしたと思います。

まだ、テストをしていませんし、結果も出ていません。

成功体験は、まだ、得られていません。

でも、成長体験はめちゃくちゃ味わっています。

そして、親も喜んでいます。

 

 

昨日は英語をマンツーマンでしてくださり、ありがとうございました。

子どもから勉強内容を聞きました。

そして、ほとんど書けるようになったと、すごく喜んでいました。

本人も、英語をこんなに早く覚えられるのにびっくりしていました。

まず、声に出して言う、そして書く、をすると、頭に入ると言っていました。

ありがとうございます。

 

 

成功体験は、たしかに自信につながります。

でも、成功体験が得られる機会は、滅多にありません。

結構、特別な場面です。

ですから、「自信をつけたいなぁ」と思った時に、「次のテストで」と思うと、1ヶ月後とか、ずいぶん先の話になります。

 

自信は、日常でつきます。

成功していなくても、「これなら成功しそうだ」と、明るい未来が見えた時にやる気になります。

 

私がしているのは、ある意味、稽古です。

目の前で、勉強の仕方や、ノートの置き方、資料集の使い方、取り組む姿勢を教えます。

ですが、大事なのは、家での練習です。

私がいないところで、どれだけ本人が意識的に勉強するかにかかっています。

 

そのためには、苦しい環境の中で、難しい課題をひとりで乗り越える力が必要です。

成功体験の、前段階です。

 

「この方法で勉強すれば、絶対できるようになる!」

と思うことができれば、必ず勉強するようになります。

作戦に不安があると、全力を出せません。

 

そして、勉強を続けていくと、

「100点取れなきゃおかしい!」

と思うようになります。

 

ここまで来ると、最高です。

 

今、ma・senkaでは一切過去問をしないで、小学生、中学生、高校生がテストで100点を目指しています。

 

子ども自ら

 

「前回のやつ、もう一回やらせてください」

 

「心配なので、このやり方、見てもらえますか?」

 

「この解き方で、点数もらえますか?」

 

と聞いてきます。

 

こうなれば、勉強を自らやっている状態なので、本人が楽しんでいます。

 

ここまで意識を高めるために、日頃認め、応援し、協力しています。

それを過保護と言われても、過干渉と言われても、全然平気です。

 

過保護も過干渉も、まわりがとやかく言うことではありません。

決めるのは、子どもです。

 

「過保護じゃない?」

 

と思われても、その時の子どもにとって、どうしても必要なサポートであったなら、過保護ではありません。

 

「過干渉じゃない?」

 

と思われても、それをきっかけに子どもの意識が変わり、成長につながれば、過干渉ではありません。

 

子どもには、「今、必要なサポート」というものがあります。

そのサポートは、子どもの口からは出てこないです。

 

ネットにも出ていません。

それは、直接見ていないとわからないのです。

 

「今の私には、とにかく話を聞いてくれる人が必要なので、話を聞いてください」

とは、子どもは言いません。

まわりの人が、気がつくしかないのです。

 

コーチングが大事だと言われます。

ですが、場合によっては、ティーチングが大事な時もあります。

 

緊急事態、非常事態の時には、コーチングしている場合ではありません。

コーチングは大切だけれども、時と場合を考えないといけないのです。

 

自分で自分を限界に追い込むのは、基本的に無理です。

自分で「もう限界!」と思っても、意外とその3倍ぐらいやれたりします。

だからこそ、どの世界のプロもコーチを雇い、指導を受けます。

 

変わりたければ、教わるのが一番です。

 

自分は、まだまだこんなもんじゃない。

 

そう思っているけども、努力できない人こそ、プロのサポートを受けましょう。

人の力を借りて勉強することは、なんにも恥ずかしいことではありません。

 

できなくても認めてくれる。

 

間違えても教えてもらえる。

 

苦しいこともあるけど、なんとかなる。

 

そんな体験をしつつ、気がついたら、自力で勉強したり、働けるようになれば、それでいいじゃないか、と思っています。

 

成功体験は大切ですが、成功の前段階で、どれだけ充実した時間を過ごすか、ということが、さらに上の成功体験を引き寄せてくれます。

 

「子どもが変わる!」

 

長岡市川崎6丁目ma・senkaに体験に来てみませんか?

 

 

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等、気になることがある方は、遠慮なくお電話ください。

 

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授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。

受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。

 

ma・senkaは、

 

・子どもの可能性を信じる方

 

・子どもが将来夢を持ったとき、叶えられる可能性を育てたい方

 

・一生続く学習をスムーズに行えるように、能力の土台を築いてあげたい方

 

にとって、最適な教室でありたいと思っています。

 

 

ma・senka近隣の幼稚園・小学校・中学校

 

おかげさまで、下記の園、小学校、中学校から通塾、または体験に来られています。

いつもありがとうございます。

 

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東中学校

 

ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。

大きな未来を描いています。

想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。

 

親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。

 

親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。

そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。

 

大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。

 

 

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