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2020.06.08 ○○についての気づきが、先週、1番勉強になりました

○○についての気づきが、先週、1番勉強になりました

1週間が終わりました。

 

世間的には、月曜日は1週間の始まりですが、ma・senkaは月曜が休みなので、こんな心境になります。

 

先週も先々週も、気づきや反省、喜びや感動、たくさんありました。

体感では、1週間が2日ぐらいに感じられます。

毎日、あっという間に過ぎていきます。

 

日々、充実しているということでしょう。

 

充実の理由のひとつに、知らなかったことを知れた、今までなかった出会いがあった、ということがあります。

 

知らなかったことは、会話を通して知ることができました。

 

 

【幼児の例・1】

 

「今日、幼稚園でなにして遊んだの(「お絵かき」とか、「外で遊んだ」とか言うかな)?」

 

「砂場にネギ植えた」

 

(!?)

 

「ネギ植えて遊んだの?」

 

「うん。ネギ植えたよ」

 

ネギ!?

砂場にネギを植えて、遊んだなんて、聞かないと絶対出てこないですよ、こんな発想。

お絵かきとか、浅はかな想像をした自分が情けなかったです。

 

砂場に、ネギを植える。

しかも、幼稚園で。

 

まぁ、実際はネギではないそうですが(それはそうでしょう)、こういうのは、聞かないと出てこないですよね。

 

【幼児の例・2】

 

腕をたらして、ゆっくり歩いて教室に入ってきたので、

 

「ゴリラやないか。その特徴はもう、完全にゴリラやがな。すぐわかったよ、こんなもん」

 

と口に出さず見ていたら

 

「トリケラトプスの動きだよ」

 

(!?)

 

「トリケラトプスだったの!?全然気がつかなかったよ」

 

口にしなくてよかったー笑

 

「あ!ゴリラがやって来た!うわーっ!」

 

とか言わなくてよかったー笑

 

教室に来た時から、ずっとその動きをしていたので、

 

「あぁ、最近なにかでゴリラを見たんだなぁ」

 

と勝手に想像していました。

 

頭の中に、「ゴリラ」という正解しか浮かんでなかったです。

これも、聞いて良かったです。

 

【幼児の例・3】

 

教材を工場のロボットのように取っていたので、

 

「ロボットアームやないか。その特徴はもう、完全にロボットアームやがな。すぐわかったよ、こんなもん」

 

と思っていると

 

「ねぇねぇ、先生。ぼく、踏切が大好きなの」

 

(!?)

 

(踏切は思いつかんよ!)

 

「踏切好きなの?」

 

「うん。踏切と信号が好きなの」

 

そうだったんだ。

ここでも、頭の中の「正解」とはちがう「正解」が出てきました。

 

この3連発で、「聞かないと、なんにもわからん」というのが、あらためてわかったんですね。

 

他の小学生や中高生、保護者の方と話したりしても思っていたことなんですが、「聞く」というのは、こちらがちゃんと聞きに行かないと、正しい情報が入ってこないんだな、と思いました。

 

 

聞かないままでいると、「砂場にネギ植えた」という正しい情報は得られませんでした。

 

聞かないままでいると、「トリケラトプス」という正しい情報は得られませんでした。

 

聞かないままでいると、「踏切」という正しい情報は得られませんでした。

 

 

こちらが勝手に想像したにも関わらず、「正解」と勘違いしていたんですね。

 

この思い込み、恐ろしくないですか?

 

こんな、聞いてもないのに聞けた気になるって、行き着く先は、世間いうところの老害じゃないですか。

気がついて、落ち込みはしませんでしたけど、これは意識しないとまずいな、と思いました。

 

松下電器三代目社長、山下俊彦の伝記「神様とぼく 山下俊彦伝」に

 

「未来は永久に未知の世界である。会社の将来性に対してアテになるのは資本金や資産価値ではない。人間だけだ」

 

とあります。

未来は未知なのに、さも、知っているかのように断定したら、その先、間違った方向へ行きますよね。

コミュニケーションは、うまくいきません。

 

未来は未知です。

 

だからこそ人が大事、となるんですが、聞かないと、先に進めないです。

 

今回のウイルスで、様々な変化を迫られました。

でも、実際、事業モデルを抜本的に変えるというのは、結構難しいですよね。

 

「今から思うと、収益が見込めない事業はもっと早くたたむべきだったし、例えば通信販売事業など、充実させておくべき部門への努力が不足していたと認識しています」

>>>

八ッ橋メーカー社長「いかに観光客に頼っていたか…」 新型コロナで閑散とする京都で「休店休業状態」

 

思っていても、実際にやれるかというと、なかなかできないものです。

 

 

このような教育を「きちんと」「長い時間」受けてきたおかげで、「自分の頭で考える」とはかけ離れた思考回路を「普通」と思って暮らしています。

あちゃー!

 

ただ、経営者にとっては楽ですよね。

自分で考える社員よりは、経営者に従うことを第一に思う社員の方が、そりゃあ大事でしょう。

 

でも、だからこそ、このような環境では変化に弱くなります。

変わることが、ものすごく嫌なんです。

過去の成功体験に浸っていたいし、それを今でも認めてほしいんです。

 

スティーブ・ジョブスが亡くなった時、ムック本がたくさん出ました。

私も何冊か買ったんですが、その中で、唖然とした記事があります。

 

松永真里という、NTTドコモのiモードを企画開発した方がいます。

その方、ジョブスの追悼本に

「iモードはiPhoneの先を行っていた」

ような話を寄稿していたんですね。

その後も、延々とiモード自慢。

 

そんなことします?

 

ありえないでしょ?

 

「そりゃiモードなくなるわ」

と思いました。

 

iモードをつくったトップが、自分の置かれている状況を、まったく理解できていないのです。

自分を客観的に見ることが、まったくできていません。

 

ネットを調べると

「人格者のスティーブ・ジョブス」

「雲の上の存在」

と言われているそうですが(よく言うなぁ)、もう、そんな記事、読む気にもなりません。

 

これも結局、ドコモが強く、日本のエレクトロニクス産業が強かった時代を忘れられないからですね。

 

トップが、忘れられないんですよ。

 

そして、忘れる気もないです。

 

追悼本に、わざわざ、「iモードは先を行っていた」なんて言葉出します?

敬意が感じられれば、まだいいですが、文章全体、完全に「上から目線」でした。

そして、この人を「雲の上の存在」と呼ばないといけない空気が社内にあったんでしょうね。

 

これは松永さんだけでなく、業界全体の空気だったんでしょうけども、この空気が日本のエレクトロニクス産業の凋落を生みます。

 

「変わらなきゃ」という人、「変わらなきゃ」という組織ほど「変わらない」の法則です。

学歴社会も変わらないものの代表です。学歴社会のトップにいる人は、学歴のおかげでその地位にいるのです。学歴社会がなくなったら、今の地位を失うのですから、まわりに何を言われようと、学歴社会を変える理由は「ひとつもない」と思います。変えたくないんです。今の社会を。ですが、それでも変えることができるものがあります。それが、テクノロジーの進化です。テクノロジーの進化で、人は、どうしても変えざるを得ない状況になります。でも、その影響がない人や業界は、やっぱり変わらないままです。

 

日本のエレクトロニクス産業の生産額は、26兆円(2000年)から11.6兆円(2018年)になります。

一方、韓国のサムスン電子は23兆円の売り上げです。

「こんなはずではなかった」という話が、「神様とぼく 山下俊彦伝」に出ています。

 

結果として、日本の企業の傲慢さは、隣国のたった1つの会社の売り上げの半分になってしまいました。

結果は、考え方が導きます。

考え方が間違っていると、間違った結果が「ちゃんと」出ます。

 

誰もが傲慢になるつもりはないです。

 

ですが、「学ぶ」といえば「謙虚さ」もセットです。

その謙虚さとは、相手の話を聞くこと、にあらわれます。

 

前半の幼児の3つの例から、「大人が、いかに話を聞けてないか」という気づきを得て、考えるきっかけになりました。

 

「聞いてます」とか、「わかってます」と言った時点で、もう、聞いてないですよね。

 

もしも聞いていたら、

 

「次、どうしたらいいですか?」

「今、こうしているんですけど、どう思いますか?」

 

とか、質問や、不安に感じていることを話したり、コミュニケーションが始まりますから。

 

授業でも、

 

「どう?」

 

と聞かれて

 

「大丈夫です」

 

と答える子どもは、100%、絶対、間違いなく、大丈夫じゃないです。

 

「これって、こういう理解でいいんですか?」

 

「この場合は、これでいいんですか?」

 

「テストになったら、どんな感じで出るんですか?」

 

同じ「どう?」という言葉に対して、反応がこれだけちがいます。

 

授業では、

 

・子どもたちからいろんな疑問点が出るようになってほしい。

 

・大丈夫じゃないのに「大丈夫です」という子どもの本音、理解度にも気づいて、できる方向にサポートしたい。

 

これは意識しています。

 

大人でも、「我が社の問題点は・・・」とか、いきなり言えないですよね。

気がついても、どう変えたらいいか、問題解決方法までは、まぁ、あんまり出てきません。

 

でも、気がつくか、気がつかないかは、相当大きな差です。

 

その、気がつくヒントになるのが、「聞く」ことです。

 

「わかってます!」

「大丈夫です!」

「やってます!」

 

こんな言葉を言う人、これまでの会話も、今の会話も、この先の会話も、聞いてないですよ。

 

だからこそ、こちらから聞きにいきます。

 

そうすると、子どもの勉強に向かう姿勢、意欲も変わります。

 

社会の授業中に、

 

「答えは、このページのどこかに書いてるよ。探してみて」

 

と言いました。

 

ある子どもが

 

「見ていませんでした」

 

と言いました。

 

「見ていませんでした」

 

と言えたことに対して、めちゃくちゃ褒めました。

 

それまで、その子にとって、答えが「合ってるかどうか」が一番大事で、勉強を、作業のように捉えていました。

ですが、「見ていませんでした」と言った時、自分の行動を反省したのです。

 

「これからは、作業じゃなく、勉強になる」

 

そう思えたので、褒めました。

 

実際は、褒めてもあまりピンときていませんでした。

 

自分の成長は、自分では把握できないものです。

だからこそ、見守るコーチが必要です。

 

「今の、良かったよ」

 

と、言ってくれる人がいるかいないかで、その後の姿勢が全然変わります。

 

差がつくのは情報ではなくて、○○です

に書きましたが、情報化社会では、無料で情報が手に入る代わりに、情報だけでは差がつきません。

「コスパは良いけど、それだけでは抜きん出ることができない」ということです。

 

コスパが良く、しかも、まわりと差をつけられるのは、コミュニケーションです。

 

「見ていませんでした」

と言った子どもは、その日、過去最高に集中して勉強しました。

 

テストを控えていますが、今までで一番、準備しつつあります。

まだまだやることはあるので、まったく油断はできませんが。

 

「聞く」は、社会で生きる上で永遠のテーマです。

ここまでいったらゴールとか、加齢(あえて加齢と言います)と共にレベルアップ、というものではないです。

 

下手したら、レベルダウンします。

低下とか、衰え、でなく、落下します。

 

経験を積み、勉強し、能力を高めたことで、「聞いた気になる」「わかったつもりになる」可能性もあります。

ネギもトリケラトプスも踏切も、聞いたおかげで、わかりました。

 

 

「聞く」は、とても大事な非認知能力のひとつです。

 

非認知能力と言われるものは、どれも「実際の体験」が重要です。

 

勉強といえば「シャーペンとノート」が思いつく人は、意識しないと、子どもの非認知能力を伸ばせません。

私?私は「シャーペンとノート」が思い浮かびます。だから、反省し、謙虚に、勉強しています(前向き)!人は何歳からでも変われるはず!

 

「聞く」ができれば、「話す」とか、「笑う」とか、「創作活動」「表現活動」にも、きっと良い影響が出るはずです。

 

聞くことを含めた、学習姿勢や意欲、「学びの基礎」をつくりたい方、長岡市川崎6丁目のma・senkaに体験に来てみませんか?

 

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授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。

受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。

 

ma・senkaは、

 

・子どもの可能性を信じる方

 

・子どもが将来夢を持ったとき、叶えられる可能性を育てたい方

 

・一生続く学習をスムーズに行えるように、能力の土台を築いてあげたい方

 

にとって、最適な教室でありたいと思っています。

 

 

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おかげさまで、下記の園、小学校、中学校から通塾、または体験に来られています。

いつもありがとうございます。

 

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ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。

大きな未来を描いています。

想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。

 

親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。

 

親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。

そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。

 

大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。

 

 

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