専門学校に目が向いている土地

教室生保護者の方に令和５年度の合格実績をお伝えしてから、幼児の保護者の方から

 

「あと◯年」

 

「あと◯ヶ月」

 

と、カウントダウンされている言葉が返ってきています。

 

「まだ◯歳」

 

と思うと、

 

「そこまでしなくてもいいんじゃない？」

 

と言いたくなりますが、目標を達成するのは、往々にして目標から逆算されるご家庭です。

 

「頑張れば頑張っただけ報われる！結果は青天井！」

 

と、漠然とした感じですと、一見良さそうですが、あまりうまくいったケースを知りません。

目標を決め、逆算していると、今の50代、60代から見ると

 

「スケールが小さい」

 

「もっと子どもはのびのびと」

 

と言われそうですが、今はスポーツ選手が目標設定やそこからの逆算をしているので、だいぶ風向きは変わったように思います。

 

「おうち◯◯」

 

と呼ばれる様々な学習も、合う子どもには合うでしょうが、競争心に火がついた時、やる気になる子どもにとっては不向きです。

この場合、親がどれほど言葉がけを学んだところで、たったひとりのライバルの存在には勝てません。

 

地方では、ちょうどいいライバルを探すにもお金がかかります。

幼児はもちろん、小学生でも全く勉強や進学に興味なしの層というのは、分厚くあります。

 

新潟県は専門学校進学率日本一（2023年度26.5%）です。

４人に１人以上が専門学校に進学しています。

 

専門学校に目が向いているのですから、大学進学なんて憧れでもなんでもない土地です。

 

「大学？なんで？」

 

が会話のデフォルトです。

教育に熱心な方、あるいは、転勤されてきた方にとっては、ひっくり返りそうになるほど教育観が独特な土地です。

 

進学校がある地域であれば、女子でも

 

「手に職をつける」

 

といえば

 

「医学部医学科」

 

のワードが出てきたり、

 

「理系の会社で研究したいです」

 

という意志のある声が聞かれます。

ですが、専門学校日本一の土地では、

 

「手に職を」

 

といえば、もう

 

「あれか、あれか、あれでしょ」

 

と発想が限られます。

 

本当は、選択肢は無限とは言えなくても、相当な数あるにも関わらず、住んでいる地域のスタンダードの影響で、３つぐらいしか脳に浮かばなくなっています。

 

「手に職を」

 

に加え、

 

「安定」

 

を持ち出したら、もう、コンプリートです。

それは勉強する気になりません。

 

たしかに、不況の中での経済的安定は大切です。

ですが、ほかの業種、業態が軒並み不安定かというと、そんなことはありません。

 

地域の空気というものは恐ろしいものです。

一度染まったら、もう、抜け出せません。

ですから、

 

「中学校から逆転というのは、そもそも、この地域の方は求めてないんじゃないか？」

 

という仮説にたどり着きました。

日本全体でいえば、

 

「大学ぐらいは出とかないと」

 

の感じでしょうが、新潟県はそうではありません。

ずっと新潟県内で暮らすならいいですが、仮に、県外の大学を想定していたり、県外での就職を想定していたりする場合、それなりの心算と日々の努力をしておかないと、苦しい場面が現れそうな気がします。

 

現実で結果を出すには、現実の外圧に負けないことです。

17歳で

 

「みんな専門学校行くんだって。だから私も」

 

と言われたら、親に止めることはできません。

 

選択肢は、本当はもっとあります。

「手に職を」

に該当する職業も、たった３つや４つではありません。

新潟県では、親が意識して、

 

「選択肢はこんなにあるんだよ」

 

と見せていかないと、

 

専門学校進学率日本一（2023年度26.5%）

 

の空気には、そうそう勝てないと思います。

 

2023年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

＞＞＞

新潟大学附属長岡小学校受験14名合格（2023年12月6日）

 

2023年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

＞＞＞

新潟大学附属幼稚園受験2名合格（2023年10月21日）

 

お問い合わせはこちらから

＞＞＞

幼児教室無料体験

 

体験について、直接聞きたい方は

0258-86-6341（無限に皆良い子）

に電話をして、

 

無料体験授業希望です

 

とお伝えください。