何か出来ることはございますでしょうか（小学生保護者）

「次回は受けないと言うかな？」

 

と思ったのですが、

 

「絶対受ける！」

 

と即答でしたので、私も安心しました。

次回、１問でも多く解けるようになるために、何か出来ることはございますでしょうか。

（小学生保護者）

 

検定に限った話ではないですが、受けてみないとわからないことはたくさんあります。

とても良い経験になって良かったと思いますし、

 

「次回、１問でも多く解けるようになるために、何か出来ることはございますでしょうか」

 

という姿勢が素晴らしいですね。

 

「何か出来ること、いくつもあります」

 

と答えましたが、解決方法はいくつもあります。

どれを実行しても、効果はあるはずです。

大切なのは、まわりから

 

「最近、変わりましたね」

 

と言われるところまですることです。

 

伸びない子どもの親は、アドバイスを頻繁に求め、

 

「私、やってます」

 

と言う割に、実はそこまでやらせていません。

ですから、子どもができるようになっていません。

 

伸びない子どもの親は、主語がずっと、ずーっと

 

「私」

 

です。

 

「私が良いドリルを探した」

 

「私が疑問に思うことを先生に聞いた」

 

「私が子供をうんと褒めた」

 

それだけ主語が「私」なら、

 

「私、やってます」

 

と言いたくもなるでしょう。

 

ですが、まわりが判断するのはあなたではなく、あなたの子供です。

 

「子供が◯◯できなかった」

 

「子供が◯◯を知らなかった」

 

「子供が◯◯と言えなかった」

 

そこからあなたの子供をジャッジし、親をもジャッジします。

間違っても、

 

「私、よくやった」

 

で終わらないことです。

終わっていいのは、

 

「お子さん、最近、変わりましたね」

 

と言われた親だけです。

検定やテストを受けると、

 

「こんなことも知らないの？」

 

「こんな問題もわからないの？」

 

ということがいくつも出てきます。

それを見るたび、

 

「こっから？」

 

と大声を出したくなりますが、子どもを伸ばすというのは、

 

「こっから？」

 

というところから始めるので正解です。

 

主語は子どもです。

親が教えて満足、あったかいロイヤルミルクティーを飲んでる場合ではありません。

子どもができるようになる、子どもが解けるようになる、子どもが言えるようになるところまで、もし夢や目標があるのならやり切ることです。

夢や目標がなければ、そこまでする必要はありません。

ですが、もしあるのなら、

 

「そこまでしないとダメなんですか？」

 

というところまでした方がいいでしょうし、弱点があるのなら、

 

「そっから？」

 

と思うところまで戻って、そこから始めた方がいい場合が多いように思います。

 

ともかく、

 

「絶対受ける！」

 

と言えるなんて、前向きで良い性格ですね。

頑張ってください。

 

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