漢字検定7級合格しました（小学3年生）

漢字検定7級合格しました！

ありがとうございました。

嬉しいです。

（小学3年生）

 

合格おめでとうございます。

年度初めにいただいた計画通りに進んでいますね。

 

計画通りというのが何よりも素晴らしいです。

計画は、自分の実力と、努力できる範囲で立てることです。

ただ高い目標を立てても、未達が続くと気持ちが上がりません。

 

中高生には、定期テスト前に目標を出してもらっています。

高い目標を見ると

 

「頑張って！」

 

と思いますが、5教科合計の結果が目標より50点、60点、80点下回っているのを見ると、

 

「自分の実力を把握できていないのがわかって良かったね」

 

と思いますし、本人にも伝えます。

 

先の予測を立てられる子どもは努力が続きます。

今、やるべきことに意義を感じるからです。

先の予測がさっぱりつかない刹那主義の子どもは、楽な方へ楽な方へ進みます。

本人はいたって真面目でも、まわりから見ればただ楽しているだけです。

 

先日、中学生の保護者から

 

「○○が漢字検定を受けようと思っているらしいですけど」

 

と言われ、

 

「受けなくていいですね」

 

と答えました。

 

「漢字より英語と数学です。優先順位を間違えてはいけません」

 

と話しました。

 

小3なら漢字検定7級（小4修了レベル）合格は嬉しいですし、早く5級まで取って欲しいと思います。

中学生の場合、英語と数学にできる限り時間を使わないと高校受験で苦労しますので、漢字検定を受けるゆとりがあまりないというのが実情です。

 

ですので、このブログでも漢字検定の話を時々していますが、教室生全員に受けてほしいとは全く思っていません。

むしろ、上記のように

 

「受けたい」

 

と思っている人を止めることもあります。

 

大事なのは優先順位です。

 

「今、自分に大事なのは何なのか？」

 

と見つめ直すことです。

 

小1でかけ算まで先取りしたい人、くり下がりで絶対間違わない自信がありますか？

小2でわり算まで先取りしたい人、「文字は読めるけど文章は読めない」なんて愚痴はこぼしていませんか？

小3で分数のかけ算・わり算まで先取りしたい人、整数の2桁、3桁のかけ算で絶対間違わない自信がありますか？

 

間違わないというのは、高熱が出ても間違わないということです。

高熱が出ても、2＋3は間違いません。

そのレベルになって、やっと

 

「間違いません」

 

と言えます。

 

先取りは楽しいです。

楽しいですが、学校のテストで見られるのは、今ふつうに習っていることの完成度です。

 

「あなた、どこまでちゃんと仕上げてきましたか？」

 

と、親が一番見られたくない、手を抜いた、気を抜いたところを見られます。

 

「そんな基礎より、うちの子、もっと先に進んでるんで」

 

とテストに言っても、テストは返事をしてくれません。

 

「手抜きじゃないよ！努力したんだよ！ちょっと間違えただけだよ！」

 

と泣こうが喚こうが、誰も受け取ってくれません。

それはファールボールです。

 

「ファールボールにご注意ください」

 

の声がスタジアムに響くだけです。

 

計画通り、優先順位、完成度。

 

この3つの言葉は、個人面談で私が頻繁に使う言葉です。

わざわざ足を運んで来てくださった保護者の方に聞いたり話したりするのが、この3つです。

秋になれば、また各種検定があります。

今はまだ申し込みの時期だったり、申し込み前だったりします。

 

「この夏、どうしようかな？」

 

と悩んだら、

 

「計画」

「優先順位」

「完成度」

 

をキーワードにしてみてください。

きっと何かひらめくはずです。

ぜひ、それを形にできるように実行しましょう。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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