やればできるのにもったいない。

先生の言葉はいつもわかりやすく言語化されて腑に落ちるから素直に行動できるのだと思います。

（教室生保護者）

 

ありがとうございます。

いつも教室生に対して

 

「やればできるのにもったいない」

 

と思っています。

保護者の方は皆様教育熱心で、よく知っています。

私が知らないことも知っています。

 

あとはやるだけ。

それだけが残っています。

 

情報収集欲と学習欲はちがいます。

「知りたい」と「できるようになりたい」は、似ていますが同じではありません。

知って満足するか、できるようになって満足するか、着地点がちがいます。

 

教室生を見ていて、素質の不足を感じることはありません。

保護者の方の情報収集能力の不足もあまり感じません。

 

「あとはやるだけですね」

 

「続けるだけですね」

 

この言葉を言うのが一番多いです。

 

こんなに様々なツールが世の中にあるのですから、昔に比べて考えるのも覚えるのも楽になったと言いたいです。

言いたいですが、伸びた子ども、できるようになった子どもの共通点は、

 

「地道に続けた」

 

という、なんとも当たり前のことです。

 

昨日、長岡高校理数科の生徒が英語のテストの答案を持ってきました。

目標を達成し、嬉しそうな顔をしていました。

授業後、

 

「これが全部範囲でした」

 

と、覚えたルーズリーフの束を見せてくれました。

目を通すだけで時間がかかるのが一目でわかります。

それを覚えて試験に臨むのですから、地道に続けるしかありません。

 

覚えるために、日常生活のほとんど全てを勉強に注がないと、あの量は無理です。

前半の英単語20問満点でしたが、それだけでも

 

「よく覚えたなー」

 

と思うものです。

 

「高校生なら覚えて当たり前」

 

と思うかもしれませんが、それほどみんな覚えません。

みんな覚えるのなら、長岡市内の高校の大学進学実績はもっと良くていいはずです。

 

地道に続けられるのは、続けた先に明るい未来が見えるからです。

自分のまわりに

 

「勉強より大事なことがある」

 

「勉強できて何になる」

 

「勉強できても偉くも何ともない」

 

という人がいると、とてもではないですが勉強に邁進できません。

そして、それを見て

 

「な。お前も勉強だけが大事じゃないってわかっただろ？」

 

と、努力から降りた人を歓迎するような言葉を発します。

 

いやー、苦しい。

それは県外に出たら帰って来ないでしょう。

 

「高校生なら勉強して当たり前」

 

「中学生なら定期テスト直前に勉強して当たり前」

 

とは思いません。

 

子どもが勉強できるような雰囲気をつくる、また、つくれなくても、せめてつくろうとする姿勢を見せないと、子どもはそうは勉強しません。

親に受験の経験があると、

 

「こういうこと言われると腹立つのよね」

 

「こんなことされたら集中できない」

 

という気持ちがわかるので、多少マイナスは避けられるかもしれません。

もちろん、知った上で過剰に期待するパターンもあるので、まったく気は抜けませんが。

 

やればできるようになるので、とにかくやってほしい、行動を起こしてほしいというのが一番の願いです。

 

「やってません。行動してません。でも褒めて」

 

は受け入れられません。

知らないなら仕方ありません。

知っているのなら、もうそこから先は自己責任です。

自分の意志次第です。

まわりは、

 

「あなたはやると決めたんですね」

 

「あなたはやらない生き方を選択したんですね」

 

と判断します。

 

選択肢はあります。

選ぶ権利もあります。

ここからは、あなた次第です。

良い未来が訪れるように、良い選択をしてください。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

＞＞＞

新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

お問い合わせはこちらから

＞＞＞

幼児教室無料体験

 

体験について、直接聞きたい方は