やればできる子だと思うんです。

「やればできる子だと思うんです」

 

と言えるのは、いつまでなんだろうか、と思うことがあります。

 

以前、40歳を越えた人から

 

「昔から『本当は頭が良いのにもったいない』とよく言われるんだよね」

 

と言われたことがあります。

あの口ぶりだと、人生で30年以上、

 

「本当は頭が良いのにもったいない」

 

と言われてきたんだと思います。

 

そこまで言われて、それでもやっぱり何も成し遂げられていないのは、頭が大して良くはないことの証明です。

 

今の社内でのポジション。

今の年収。

 

「本当は頭が良いのにもったいない」

 

と言われることで既に満足してしまう、その考え方のぬるさ、経営陣はみんなお見通しということです。

 

自信過剰の努力不足は一番たちが悪いです。

今まで何人かそのような人を見てきましたが、全員ピンチで逃げ出し、チャンスを棒に振るタイプでした。

 

ma・senkaの教室生には、そうはなってほしくないと思っています。

 

「本当は頭が良いのにもったいない」

 

と言われることに満足する。

 

「やる気になったらこんなの楽勝」

 

となめてかかる。

 

こうはなってほしくありません。

 

親が、

 

「やればできる子だと思うんです」

 

と信じるのは当然のことだと思いますし、誰もそれを否定することはできないと思います。

ですが、信じつつも

 

「でも、やることやって実力つけないとね」

 

と思って日々努力する機会をつくる親と、

 

「この子、本当に天才なんで、勉強なんて特に今からしなくてもいいと思います」

 

と思う親では、子どもの伸ばし方に差が出ます。

 

「やればできる子だと思うんです」

 

なんて、12歳で言っていたら遅すぎです。

12歳なら、椅子取りゲームの椅子は、もう全部取られています。

敗者復活戦のエントリーも終わっています。

 

「撤収作業手伝いに来てくれたの？ありがとー」

 

とスタッフに勘違いされます。

 

勉強において、遅刻の挽回ほど難しいものはありません。

親によっては、遅刻しているのに

 

「うちの子、先取りしちゃってすいません笑」

 

みたいな頓珍漢もいます。

そういう方は、高校受験の時、想定の4段階下の学校を担任から勧められて、やっと気がつきます。

 

そういう時こそ、

 

「やればできる子だと思うんです！」

 

「本当は頭が良いのにもったいない、といつも思ってるんです！」

 

と先生に食い下がればいいのに、それはしません。

 

「その根性の無さ、親子だなー。遺伝だなー」

 

と思います。

 

親も源泉徴収票を見ながら、

 

「本気出したら、もっと稼げるんだけどね」

 

と言い訳ばかりです。

 

いやぁ、ma・senkaの教室生には、そうはなってほしくありません。

 

「やればできる子だと思うんです」

 

と思うのなら、どうすれば、今、できる子になれるか考えましょう。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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