子どもが変わると、親の目には今の姿だけではなく、前向きな未来の姿が見えてきます。

先日、小学校の学年テストがありました。

国語算数とも100点で嬉しかったのですが、それよりも、答案の文字が最後まで丁寧に書けていた

（いつも最後の方は集中力が切れるのかミミズのような字になるのです）

ことが嬉しかったです。

マセンカさんにお世話になってまだ1ヶ月ほどですが、少しずつ、勉強する姿勢や集中力がついてきたんだなぁと嬉しく思います。

今後とも、よろしくお願いいたします。

（小学生保護者）

 

 

体験授業のあと、

 

 

45分、おしゃべりなし、離席なしで集中する姿を見たことがなかったので驚きました。

子どもの良いところや得意を見つけて、伸ばしていける教室は他にないと思いました。

いつも注意されることが多く、誉めていただけることがほぼない子どもですが、先生に

「大丈夫」

と言っていただけたのは、なんだか救われたと言いますか、とても嬉しかったです。

また、子どもたちへの声かけの仕方、関わり方も大変勉強になりました。

本当にありがとうございました。

 

 

と言われた方です。

 

「大丈夫」

 

と思っていましたが、やっぱり大丈夫だったようで嬉しいです。

また、入室以来、私はこの子に注意した覚えがありません。

むしろ毎回素直に聞いて、素直に取り組む、優しい雰囲気の子どもです。

 

「いつも注意されることが多く、誉めていただけることがほぼない子ども」

 

とは、とてもではないですが思えません。

 

また、たった45分で子どもを見るだけでなく、私の声かけや関わり方に目を向けるということは、ご自身も相当教育に熱心で、

 

「自分も家庭での教育に活かそう」

 

という気持ちが伝わります。

 

ある日の授業後、

 

「この間、算数と国語のテストがあったけど、何点でしょうか？」

 

と、この子どもに聞かれました。

 

「んー、80点？」

 

と答えると

 

「どちらも100点でした」

 

と言われました。

あまり自分から話しかけない子どもですが、この日はすごく嬉しそうに聞いてきました。

 

子どもの良いところ、得意なところ、楽しめるところに集中してエネルギーを注げば、子どもは短期間でも変わります。

子どもが変わると、親の目には今の姿だけではなく、前向きな未来の姿が見えてきます。

目の前の子どもを見て、将来の前向きな未来を見ることができれば、

 

「今、がんばろう！」

 

と思えます。

今、目の前のことに集中している人は、未来を信じている人です。

やるかやらないかモヤモヤしていたら、今のようには変わらなかったでしょう。

 

また、子どもにとって、

 

「認められる場所」

 

というのは必要です。

学校や園が

 

「粗探しされる場所」

 

のように感じている子どももいることでしょう。

そのような環境では、子どもは持っている能力を表に出しませんし、伸ばすなんて到底無理です。

 

「この子ではダメですか？」

 

「確かにいろいろありますけど、それでもこの子を認めてもらえないんですか？」

 

親が毎日このような思いで過ごしていては、子どもを伸ばす前に、親の方が参ってしまいます。

 

ふつうにしているだけで認められる環境と、ふつうにしているだけで注意される環境、どちらが子どもにとってプラスになるでしょうか。

そして、どちらの環境で勉強した方が力がつくでしょうか。

 

やっていることは同じでも、

 

「これほど気分がちがうのか」

 

「これほど気が楽なのか」

 

と思うことは大人でもありますが、子どもでももちろんあります。

気が楽なら続きます。

気が楽なら集中力も上がります。

不安、心配事があると、人は集中できません。

 

「あまり集中力がありませんね」

 

「ケアレスミスが多いですね」

 

と言われていても、それは子どもの能力だけでなく、環境がそうさせているだけかもしれません。

 

体験の時よりも、今の方が遥かに集中力があると思いますし、スピードも上がりました。

 

「こんなすごい能力持ってたのか」

 

と驚くこともあります。

 

このように成長していますが、あの時、親が教室に足を運んだので今があります。

ホームページを見てこちらに来てくださったそうですが、ほとんどの方は

 

「見るだけ」

 

「読むだけ」

 

で、子どもは変わってはいません。

親の頭の中の情報が増えても、子どもが手を動かし、頭を使わないと伸びることはありません。

肝心なところで楽しよう、怠けようとすると、子どもはそのまま、変わりません。

 

環境を選べる、環境を準備できるのは親だけです。

親の決断ひとつで、子どもが認められるか粗探しされるか変わります。

子どもの人生を決めるのは、親の決断です。

 

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。