TOP お知らせ一覧

2022.04.25 【朗報】小1、小2で時計が苦手?子どもを知る良い機会です!

【朗報】小1、小2で時計が苦手?子どもを知る良い機会です!

小1算数、なにが大事かというと、私は時計、時間についての学習と思っています。

 

「足し算、引き算ができれば大丈夫、むしろ、それ以外に何をするの?」

 

という考えが多数派と思いますが、私は教室生には時間が扱えるようになってほしいと思っています。

 

足し算、引き算は思考力ではなく、処理能力と記憶力です。

計算に強い子どもは、計算もしていますが、相当記憶力も使っています。

毎回

 

「よーく考えて計算しよう」

 

とは思っていません。

また、必死に計算している姿を見ると、

 

「早くそういう段階を克服して、ほとんど記憶、あとは書くだけの状態になってほしい」

 

と思います。

 

そこで、ちょっと変わっているのが時間についてです。

時計は小1でも小2でも出てきます。

まず、小1で

 

「なんじ なんじはん」

 

が出てきます。

 

時計を読める人にとってはなんということはないのですが、読み方を知らない子どもにとっては、どこを見ればいいのか、なかなかピンときません。

また、

 

「1周すると数がひとつ増える」

 

とか、

 

「針が9と10の間にあったら9と読む、ただし、長い針の時は47と読む時もある」

 

とか、急に説明が増えます。

 

「たかが時計。大事なのは四則計算でしょ?」

 

と思って軽く考えているうちに、

 

「時計わからない。算数きらい」

 

になる可能性は十分あります。

 

時計の単元で露呈するのは、言葉による整理ができるかどうかです。

足し算、引き算は、実は具体物で指導すれば目で見て理解できますし、数字を口に出しながら数えればわかります。

ただ、時計は見るだけでは足りなくて、読まないといけません。

それも、書かれていないところを自分で補って読まないといけません。

 

慣れてしまうと、もう間違えることはないのですが、数字が書かれていないところを読むと言うのは、なかなか凄い技術です。

短針なんて、ほとんどの時間、中途半端な位置にあります。

あれを見て、すぐに時間が言えるようになるには、言葉での説明と、実際に言わせてみて、

 

「そう、その通り」

 

という確認ができて、やっと時計が読めるようになります。

 

読めるようになったと思ったら、今度は小2で午前と午後の時刻の使い分けや、かかった時間は何時間何分か聞かれます。

 

「7時から8時まで何時間?」

 

これは大丈夫です。

 

「2時半から4時10分まで何時間何分?」

 

だと、

 

「え!?」

 

というぐらい間違います。

 

計算はできる。

繰り上がりも繰り下がりもできる。

100でも1000でも扱える。

なのに、時間になると間違うことはよくあります。

 

ここで大事なのが、文字を読んで、イメージする力です。

小2ですと、まだそんなに文章を正確に読み込むなんてことはあまりしませんので、目につく数字を適当に足したり引いたりします。

それが、

 

「2時半から4時10分まで何時間何分?」

 

では、何を足しても何を引いても、1時間40分の「1時間」が出てきません。

40分を出すのも意外と大変なのですが、1時間の1という数字は、どう見てもありません。

時計でも繰り下がりが理解できるか、あるいは、時間を数直線にして考えるかという、大人にとっては楽ですが、子どもにとっては難しい言葉を使った思考を必要とします。

 

時計の単元で私が見るのは、子どものイメージ力と言語情報処理能力とのバランスです。

実際のところ、ma・senkaに通う子どもは図形についてはそれなりに経験値があるので、イメージ力はそれなりに育っています。

もし、イメージ力はあるのに時計の単元で間違いが多い場合、

 

「文字で書かれた情報を正しく処理せず、なんとなくわかったつもりでイメージするので間違えたんだな」

 

と思います。

 

この解釈を間違えないでいただきたいです。

 

事実は、

 

「時計の単元で間違えた」

 

ですが、その中身は

 

「イメージ力はあるのだが、文字を正しく読んでない。なぜかというと、今まではそこまで読まなくても数字だけ見て足したり引いたりすれば正解していたから。また、そこまで読み込む方法なんて必要なかったから」

 

です。

 

ですから、これをきっかけに

 

「よく読まないとね」

 

と親子で思えばいいのです。

 

そこで、

 

「ただ計算が早くてもダメなんだ」

 

と気がつけるかどうかです。

 

先取り教育、最初の限界が小2でやってきます。

思ったより早めに壁がきます。

 

「あれ?もうちょっと先取りの優越感に浸りたかったんですけど、もうダメなんですか?マスク突き破るほど鼻高々で授業参観行ってたんですけど、もう終わりですか?もう、うちの子はみんなと一緒の横一線、ごくごく平均的などこにでもいる小学2年生ってことですか?えー。ひどい・・・」

 

となることも十分あります。

 

 

「書いてる意味がわかんない」

 

「言ってる意味がわかんない」

 

「でも、勉強大好き」

 

 

これは無理でしょう。

ですので、無制限コースで気になる小学生には国語の読解問題や言葉のきまりについて教えています。

 

言葉のつまづきは、小学生ですと、自分がつまづいているという感覚はありません。

跳び箱ができないとか、長縄ができないとか、運動ですとすぐに

 

「これ、嫌なやつだ」

 

とわかりますが、言葉の理解ができているかどうかは、言葉の理解力が弱いため、弱いかどうかもわかりません。

後々、言語情報処理能力がついた時に、

 

「私、あの時、全然意味がわかってなかったんだ」

 

と振り返って気がつきます。

 

時計の学習でつまづいたら、それをきっかけにして、子どもの認知の仕方を考えればいいのです。

 

「この子に世界はどんな風に見えているんだろうか」

 

「文字で書かれてはいるけど、きっと目に入ってないんだろうな」

 

この数年、

 

「解像度が上がる」

 

という言い方を聞きますが、まさにその感じです。

 

「自分には見えているから、この子も見てるだろう」

 

という考えは持たないことです。

これは子どもを信じる、信じないの話ではもちろんありません。

 

「目に見えるものを読んでみましょう。意味を理解すれば、もっと世界が広がるよ」

 

という思いです。

 

時計や時間について知っていくと、速さや単位にも繋がります。

速さは高学年算数で頻出の重要単元です。

時間や速さ、単位について学ぶことは、何ひとつ無駄になりません。

教室生の保護者の中には、10km以上離れたところから通われているので、

 

 

「家からma・senkaまで何kmです。今日は○分かかったけど、平均時速はいくらかな?」

 

 

ということをされている方もいらっしゃいます。

 

 

これ、最高です。

 

 

これこそ、地方在住者の強みです。

自家用車よりも電車を使った方がよっぽど便利な都会ではなかなかできない学びです。

 

こんなに車に乗っているんです。

それで時間や速さの問題でつまづくなんて、絶対おかしいのです。

 

車に乗る経験は十分すぎるぐらいしています。

それをどう活かすかです。

 

時計を見て、

 

「今日は何時何分に到着できそうだね」

 

「雪の時は平均時速はこれだけ下がるね」

 

「燃費も悪くなるよ」

 

「燃費って何?」

 

と、いろいろ幅が広がります。

 

正直なところ、

 

「時速という言葉を学校で知った」

 

という話を聞くとガックリきます。

以前、

 

「西高東低という言葉を学校で知った」

 

という話を聞いた時もガックリきましたが、勉強は学校や塾だけでするものではありません。

日常の中で知ることができるならば、それが一番です。

時間にしてたった3分の会話でも、十分知的刺激になります。

刺激を与えられると脳は動きます。

与えられなければ動きません。

 

子どもの内側には可能性が眠っています。

大切なのは外からの刺激です。

子どもには、いつも知的刺激に満たされるような環境で育ってほしいですね。

 

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。

新潟大学附属幼稚園受験2名合格【2021年10月22日合格発表】

新潟大学附属長岡小学校受験8名合格【2021年12月1日合格発表】

 

お問い合わせはこちらから

>>>

幼児教室無料体験

 

体験について、直接聞きたい方は

0258-86-6341(無限に皆良い子)

に電話をして、

 

無料体験授業希望です

 

とお伝えください。

(9:30-11:30,1:30-6:00)

 

※駐車場は教室東隣、川崎東パーキング②③です。

 

・お友だちと一緒に体験できますか?

 

・兄弟同時に体験できますか?

 

・ちょっと質問いいですか?

 

等、気になることがある方は、遠慮なくお電話ください。

 

新潟大学附属長岡小学校受験合格【2020年12月2日合格発表】

 

新潟大学附属幼稚園合格【2020年10月19日合格発表】

 

附属小学校合格(2019)>>>新潟大学附属長岡小学校合格

 

附属幼稚園合格(2019)>>>新潟大学附属幼稚園合格

 

授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。

受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。

 

ma・senkaは、

 

・子どもの可能性を信じる方

 

・子どもが将来夢を持ったとき、叶えられる可能性を育てたい方

 

・一生続く学習をスムーズに行えるように、能力の土台を築いてあげたい方

 

にとって、最適な教室でありたいと思っています。

 

 

ma・senka教室生の幼稚園・小学校・中学校

 

おかげさまで、下記の園、小学校、中学校から通塾、または体験に来られています。

長岡市だけでなく、新潟市、見附市、三条市、柏崎市、魚沼からも毎週通われている生徒がいます。

いつもありがとうございます。

 

 

東部川崎保育園

帝京長岡幼稚園

新潟大学附属幼稚園

長岡みのり幼稚園

長岡和光幼稚園なごみ保育園

長岡天使・聖母幼稚園

希望が丘保育園

富曽亀保育園

花園みどり保育園

東部保育園

東部第二保育園

関原保育園

新保保育園

新組保育園

双葉保育園

長嶺保育園

柏保育園

みしま中央保育園

岡南こども園

けさじろ保育園

ひごし中央こども園

みどりこども園

こどもけやき苑

くろじょうこども園

めぐみ野こども園

ベビールームそら

見附天使幼稚園

今町天使幼稚園

わかくさ中央保育園

川崎東小学校

川崎小学校

富曽亀小学校

阪之上小学校

栖吉小学校

神田小学校

黒条小学校

富曽亀小学校

日越小学校

太田小学校

中之島中央小学校

名木野小学校

田井小学校

前川小学校

脇野町小学校

新潟大学附属長岡小学校

東北中学校

新潟大学附属長岡中学校

栖吉中学校

太田中学校

宮内中学校

東中学校

西中学校

長岡高校理数科

 

ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。

大きな未来を描いています。

想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。

 

親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。

 

親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。

そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。

 

知能は遺伝だけでは決まりません。

 

大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。

 

あなたからのお問い合わせ、お待ちしています。

>>> 

無料体験申し込み