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2022.03.18 そこまでゆっくり綺麗に書かせようして大丈夫ですか?

そこまでゆっくり綺麗に書かせようして大丈夫ですか?

書道でなければ、文字は速く正確であれば十分です。

綺麗と言われなくていいです。

綺麗は、見た人の主観です。

綺麗ではなく、正確であればいいです。

 

漢字は、出るところは出て、はらうところははらえば、○がもらえます。

 

「バランスを考えて」

 

「もっと綺麗に」

 

「そんなに急がなくていいから」

 

「なんか雑ねぇ」

 

いろいろ言われると、書く気がなくなります。

書く気がなくなると机に向かうのが嫌になります。

机に向かうのが嫌になると勉強は進みません。

 

小学低学年で、

 

「ゆっくり丁寧に書くのが大事」

 

と思い込みすぎると、速く書くべきときにも速く書けません。

 

「字がきたない」

 

と、受験塾で注意されることは稀です。

実際は

 

「もっと速く書いて」

 

と言われます。

ゆっくり丁寧に、息を止めて綺麗な線を一息で書いているうちに、隣の子どもは次のプリントに進んでいます。

 

それでも、

 

「綺麗に書かないといけない」

 

と思い込んでいる子どもは、なかなか速く書こうとしません。

家に持ち帰ったプリントの字を見て

 

「きたない」

 

「読めない」

 

と言われるからです。

答えが合っていても言われます。

 

言われないように、素直な子どもは点数を犠牲にして、ゆっくり丁寧に書くことを選びます。

 

親が喜ぶ字を書くのか、点数を取るのか、どちらを選ぶかです。

 

フリーハンドでいいのに、

 

「先生と親に定規を使って綺麗に書きなさい」

 

と言われ、その言いつけを守っているので、試験時間が足りなくなります。

 

こんなに「時間の有限さ」「コスパ」と言われているのに、文字はゆっくり綺麗に書かせようとしますし、綺麗でなければ減点します。

 

ですが、もし中学受験や高校受験を考えるなら、綺麗に書くことより、スピードを重視することです。

書道の作品をつくるのと、テストで時間内に点数を取るのでは、なにを大事にするのか優先順位がちがいます。

 

「もっと綺麗に!」

 

と言われすぎると、中3でもスピードが出ません。

 

勉強ができる子どもに、書くのが遅い子どもはいません。

遅いというだけで、いくつもの可能性のドアが閉じられます。

 

速い子どもは、速く書けるように練習してきたのです。

練習した上で速いのです。

 

「遅っ」

 

と言われた時に、

 

「でも、綺麗に書いてるし」

 

「今まで、字のことで注意されたことないんですけど」

 

と、言い返さないことです。

 

できる子どもたちのクラスは、書いている音がちがいます。

音を聞くだけで、クラスのレベルがわかります。

 

「時間をかけて綺麗に書いた答案です。どうですか?すごいでしょ?」

 

と、10歳超えてもその価値観で勉強に向かっていると、

 

「はい。ありがとうございます。行けてこのラインまでですね」

 

とジャッジされます。

 

制限時間がある試験で、

 

「母の言いつけ通り『ゆっくり丁寧に』だけは、もう、それだけは遵守しました」

 

「点数なんて低レベルな話をしないで、それよりも答案から醸し出される黒鉛の息づかいを感じてほしいです」

 

「今回は趣のあるマークシートの塗りつぶし方を意識しました」

 

とやっていたら、それは勝てません。

 

綺麗な字を書かせるのも、十分勝手なこだわりです。

字が綺麗なのは素晴らしいことですが、

 

「今ここで優先させるのは、どういう書き方だろうか?」

 

と考えることも大事です。

 

字は「綺麗」「きたない」ではなく、正確に書けていればいいです。

ルールがあるので、それを守っていさえすればいいです。

 

また、スピードは練習すれば上がります。

特に、隣に自分と同じぐらいのスピードで書いている人がいると上がります。

自分自身でスピードを上げるのは大変です。

100m走は、ひとりで練習するか、隣にひとりでもいるかで大違いです。

 

丁寧に書くのは、スピードからの逃げです。

本気で集中して課題に取り組めば、絶対スピードは上がります。

3歳の子どもを見ても、そう思います。

集中力とスピードはセットです。

遅いということは、なにか他のことに意識をとられているのです。

 

ということは、丁寧に書くのは勉強に集中することからの逃げでもあります。

 

もう誰からも

 

「ゆっくり丁寧に書きなさい」

 

と言われていないのに、脳の中にその言葉が聞こえて、勝手に速度を落とし、綺麗な答案を書くことにエネルギーを注ぐのは無駄です。

自己満足です。

 

「今日もなんて美しいノートをつくったんだろう。インスタにあげなきゃ」

 

というのは、「見せ勉」です。

点数を上げにいく、勝ちにいく勉強の仕方ではなく、見せるための勉強になっています。

 

結果が出れば、みんな見に来てくれます。

結果が出ていないノートに興味のある人はいません。

発信する前にやっておくべきことがあります。

 

字が綺麗かどうかは、字を見る人の感性やセンスによります。

個人差があるものです。

勉強では、そんなセンスに頼らないことです。

算数で0と6を書き間違えたり、読み間違いされるのはただのミスです。

それは正確に書けるようにしないといけません。

正確に書けていたら、

 

「もっと綺麗に」

 

「ゆっくりでいいから上手に」

 

と、

 

「これって私の自己満足の世界?」

 

と思うところまで踏み込まないことです。

 

世に中には

 

「字が綺麗なわりに成績悪い生徒」

 

もいます。

字が綺麗なのは、字が綺麗ということで評価されれば十分です。

点数を上げたいならば、点数を上げる書き方をしないと点数は上がりません。

点数を上げるには、まずはスピードです。

スピードを上げようと思えば、必ず集中します。

また、集中している状態は楽しいです。

 

幼児の取り組み方を見ていると、

 

「園の担任の先生は、こういう姿勢、いやなんだろうなぁ」

 

と思うぐらい、作業が速い子どももいます。

 

「速くてすごいね!」

 

と言う代わりに、

 

「ゆっくりでいいから、もっと丁寧に」

 

「ほら、あの子見て。ゆっくりだけど丁寧でしょ?わかったらもう一回やり直して」

 

と言ってしまいます。

 

ma・senkaでは、作業が速い子どもはそれだけで褒められます。

 

「はやすぎるよ!スピード違反でパトカーくるんじゃない?」

 

「手にエンジンでもついてるんじゃない?はやすぎて見えないよ。どうしてそんなにどんどんできるの?」

 

と、2歳から幼児、小学生にも言っています。

速いというのは、それだけで意欲も感じます。

作業の速い子どもは、表情も輝いています。

 

作業が速い子どもは、園の先生から色々言われやすいです。

私は、そこから子どもを守りたいのです。

 

「速いのは素晴らしいことだよ」

 

「速いのは集中している証拠だよ」

 

と。

 

丁寧、綺麗にこだわる気持ちも大切ですが、速さにこだわるのも大切なことです。

将来的には、どんな時に丁寧さを優先するか、どんな時に速さを優先するか、子どもが優先順位を考えられるようになるといいですね。

 

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長岡市だけでなく、新潟市、見附市、三条市、柏崎市、魚沼からも毎週通われている生徒がいます。

いつもありがとうございます。

 

 

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栖吉中学校

太田中学校

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東中学校

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ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。

大きな未来を描いています。

想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。

 

親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。

 

親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。

そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。

 

知能は遺伝だけでは決まりません。

 

大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。

 

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