負けず嫌いの子どもには「負ける体験」をさせましょう。
負けず嫌いの子どもがいます。
ですが、負けないままで大きくなることは不可能です。
ですから
「負ける経験をさせないように育てよう」
と思わないことです。
負けず嫌いがやる気になるのは、負けた時です。
それはそうです。
だから負けず嫌いなのです。
無言で教室を出たあと、車に乗り込んだ瞬間
「もう二度と教室に行かない!」
「課題が難しい!」
「全然おもしろくない!」
と母親に怒りと悔しさをぶつけます。
ですが、本当の原因は、ほかの子どもに負けた悔しさです。
ですから、落ち着いたあと、どうすれば勝つことができるか考えることです。
難しいわけがありません。
子どもそれぞれに合った課題しか出していないのです。
家に帰ったら、
「本当に難しかった?」
「全然できなかった?」
と聞いてみましょう。
幼児なら、45分間の授業の中で10問以上は解けているはずです。
難しかった、できなかった、ではないのです。
あの子に負けて悔しい。
それだけです。
だからこそ、それだけ心に火をつけてくれる存在は貴重です。
そういう子どもがいる環境は貴重です。
ここで、そのような環境から離れるのはもったいないのです。
悔しい、腹が立つということは、それだけ課題に真剣に取り組んでいた証拠です。
負けず嫌いは、負ける体験を通して伸びます。
そばにいる家族はしんどいですが、何よりも負ける体験が効果的な子どももいます。
「調子に乗るな」
「天狗になるな」
「上には上がいる」
と言われるよりも、実際に負けることです。
ma・senkaでは、年上が年下に負けることは珍しくありません。
負けを経験し、それに慣れてくると、今度はできる子どもに尊敬の念がわきます。
さらに、感謝の気持ちが出てきます。
負けていきなり感謝にはなりません。
ですが、感謝の気持ちになった時、他人との比較から自分自身の成長へと、成長の軸が移ります。
まわりに勝った、負けたという比較より、
「前はできなかったけど、今日はこれができるようになった」
と、幼児でもわかるようになりますし、口に出して教えてくれます。
負けず嫌いの子どもこそ、負ける体験をすることです。
負ける体験の中に、これからの成長の種がぎっしり詰まっています。
負けても悔しくないのは、もともとできなくてもいいと思っていることです。
悔しいのは、自分が勝てると思っていたフィールドで負けたから悔しいのです。
子どもから悔しい気持ちが伝わってきたら、
「ここが自分の強みと思ってるんだね」
と考えてみてはいかがでしょうか。
また、悔しさが出る子どもは、それだけエネルギーがある証拠です。
そのエネルギーを、しっかり外に出させる学びをさせれば、大きく伸びます。
負けず嫌いは、伸びる子どものひとつの資質です。
負けず嫌いは、負けたくないでしょうけど、負けの体験こそが子どもを成長させます。
「負けた」
「悔しい」
と感じていても、いつかそれが昇華され
「楽しい」
「面白い」
に変わっていきます。
そのような子どもの変化をたくさん見てきましたが、いつも思うのは、
「子どもは凄いな〜」
です。
大人はそうは変わらないです。
変化とか成長とか習慣化とか、かっこいいこと言いますけど、まぁ変わらないですし、変えようとすらしてないのが普通です。
自分には変わる気持ちがないのに、まわりにはあれこれ要求する、それが一般的な大人です。
子どもはすぐに変わります。
本当に別人になります。
負けず嫌いで悔し泣きをしていた子どもが、明るく楽しく取り組むようになると、まわりは
「性格、変わったね」
と言います。
性格は、体験を通して変わります。
ma・senkaでは、みんな自分のペースでコツコツ地道に課題に取り組みます。
その中で身につくのは、工夫することです。
うまくいかない時、一歩戻る、視点を変える、それが工夫です。
工夫は、困った体験の中で生まれます。
「なんとか解決したい!」
と思った時、試行錯誤、工夫のスイッチが入ります。
「工夫しなさい!」
「よーく自分で考えなさい!」
と言っても、考えられないのです。
この工夫の体験が、子どもを賢くします。
偏差値は出ません。
テストもしません。
ランキングもありません。
まわりとの比較から離れ、工夫をするようになった時、今まで
「負けて悔しい」
「勝って嬉しい」
と思っていた隣の子どもが、
「一緒にいて嬉しい」
存在になります。
学びは、団体戦です。
集団で、ぐっと成長します。
その集団が、さらに活性化するように気をつけているのが、子どもたちの座席です。
教室生の保護者の方はご存知と思いますが、私は授業中によく子どもに座席の移動をしてもらいます。
それは、少しでも子どもが集中して取り組める環境をつくるためです。
自分で言うものではないのですが、ma・senka自体、まぁ、それなりに学びの雰囲気はあると思います。
そこに、さらに輪をかけて学ぶ意欲を高めるのが、
「誰がどこに座るか」
です。
今まで一度も、
「どこに座ってもいいよ」
と子どもに言ったことがないです。
ひとりもいないと思います。
全部私が決めています。
・負けず嫌いの子どもなら、負けず嫌いのスイッチが入る席にする。
・ひとりがいいなら隣の子どもとの空間は大きくし、ほかの子どもの姿が視界に入らない席にする。
・人の影響を受けやすい子どもは、影響を受けてほしい子どもの近くの席にする。
・兄弟姉妹なら、並んだ方がいい場合、離れた方がいい場合、視界に入った方がいい場合、視界にも入らない方がいい場合を考えた席にする。
さらに、授業の開始時、中盤、終盤でも座席を変えます。
それは、座る場所が変わることで、集中力が蘇るからです。
学校でも、
「隣に誰が座るか」
という問題は相当大きかったですよね。
「1コマ45分の授業で、なにをそんなに一所懸命してるの?」
と思うかもしれません。
「いつでもどこでも集中できた方がいいんですよね?」
と思うかもしれません。
ですが、
「この教室、なんか楽しい」
「考えるのって、意外とおもしろい」
と思ってもらうためには、いろんなお膳立て(敢えて言いますが)も必要と思います。
小学高学年以上、特に中学生以上で自宅で全然勉強しない子どもたちは、幼児期や小学低学年の時期に、
「勉強が楽しくなるお膳立て」
をしてもらった経験が希薄かなと思います。
たとえあったとしても、その子が満足するほどのお膳立てではなかった、と思います。
お膳立ては、過保護とは違います。
あくまで、初期やる気を高めるきっかけです。
まずスタートダッシュをします。
その後、自分自身で工夫する体験を通して長期的にやる気になります。
やる気は精神的なものと思われますが、やる気は
「こうすれば、ちゃんと出る」
という仕組みがあります。
褒めることで高まるのは外発的なやる気ですが、自分が座っている席で湧いてくるやる気は内発的です。
強いのは、内発的です。
その仕組みが子どもによってまったく違うので、私も授業中、毎回あれこれ試行錯誤しています。
その試行錯誤が、少しでも子どもたちの成長に反映されたら嬉しいです。
教室生がアガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」をAmazonプライムで見て感動したそうです。私もアガサ・クリスティは大好きなので、アガサ・クリスティについての話ができる日がくるとは思いませんでした。「嫌な人いたら招待状送ってあげたら?」というジョークも通じて大満足でした(自己満足かよ!)。この生徒は先日も現代文・古文・漢文の定期テストでクラス1位だったそうです。まぁ、そうなりますよね。
「子どもが変わる!」
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