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2021.02.22 英数国理社オール5の高校生でさえも「家で自分ひとりで勉強するには限界があります」と言っています

英数国理社オール5の高校生でさえも「家で自分ひとりで勉強するには限界があります」と言っています

自宅で自学自習。

 

これができれば最高です。

夢です。

誰もが憧れます。

 

ただ、猛烈に難しいです。

 

高校生で自学できる生徒は、中学生の時に自学できていた生徒です。

 

中学生で自学できていた生徒は、小学生の時に自学の仕方を教わった生徒です。

 

自学は自然にできるようになるものではなく、教わるものです。

この場合の自学は

 

「良い成績、良い点数を取るための自学」

 

です。

 

まず、自学に必要なのは読む力です。

 

勉強ができない生徒、特に、自宅で全然勉強しない生徒は、文字が読めません。

漢字が全然読めていません。

 

小6が小4で習った漢字が読めません。

中3が中1で習った漢字が読めません。

 

読めないとその時点で勉強する気になりません。

やる気十分で勉強を開始しても読めないと挫折します。

 

ですから、まずは読めるようにしましょう。

 

子どもに自学をして欲しいと希望する親は、何よりも読む力を子どもにつけさせましょう。

 

子どもは問題を解いた後、自分で採点します。

間違えたところは、解説を読みます。

解説を読まない、読む気がない、読んでもさっぱりわからない状態ですと、自学は無理です。

あまり「無理」という言葉を使いたくないですが、ちょっと無理でしょう。

解説を読んでわからなければ、誰かの力を借りた方がいいです。

 

 

「ちゃんと読みなさい!」

 

「読めばわかるから!」

 

「とっくに習ったでしょ?」

 

 

この状態になる数年前に、

 

「この子、正しく読めてないな」

 

と、親なら気づいていたはずです。

ですが、その時スルーしたのです。

 

そこで正しい読み方を教えないで、

 

「いつか本気になったら教科書ぐらい、教科書程度は読めるでしょ」

 

「この子には無限の可能性がある。私にはわかる。だから絶対誰よりもちゃんと読めるようになれる」

 

と、正面から受け止めなかったのです。

 

読み方は、教わるものです。

特に、自学できる子どもにさせるつもりならば、自学の仕方を1から教えないといけません。

教わらないと、自学しないまま高校卒業しても全く不思議ではありません。

 

能動的な学習ができるようになるために、まずは受動態で教わることです。

 

やる気、モチベーション、褒める、そのようなことでは自学できるようになりません。

自学は技術です。

技術は習得するものです。

そして、技術の習得には時間がかかります。

 

ですから、小学校受験や中学校受験を失敗した人が、高校受験や大学受験で成功しやすいのは、早めに学ぶ姿勢づくりと、その大切さに目覚めているからです。

眠っていた子が、いきなり自学するようになると思ったら大間違いです。

また、目覚めて本気で勉強し始めても、すぐに結果は出ないと思っておくことです。

 

 

次に、解説が読めたとしても、

 

「家で質問すれば答えてくれる家庭環境かどうか」

 

という問題が出てきます。

 

子どもが

 

「ねぇ、これ教えて」

 

と言った瞬間

 

「うるさいなー」

 

「自分で考えなさいよ」

 

と相手にしない家庭は論外です。

その家で、自学はきついです。

自学どころか、知的な雰囲気がその家にはないはずです。

 

そういう家庭ほど、子どもが勉強しない、できない理由を、子どもの才能のせいにします(←なにしてんだよ!)。

 

ま、そんな方はこんなブログ読まないので、まぁいいのですが、質問に答えてくれる人がいないのは一番大変です。

 

タイトルの英数国理社オール5の高校生も、

 

「オール5なんだからma・senkaに来なくても1人でできるんじゃなですか?」

 

と思われるかもしれませんが、

 

「家で自分ひとりで勉強するには限界があります」

 

と言っています。

 

私もそう思います。

 

限界を超えられる環境とは、

 

「質問できる環境」

 

です。

 

「ここ、どうして反対じゃダメなんですか?」

 

「テストでこの解き方しても大丈夫ですか?」

 

というものから、

 

「今の自分に何が足りてないんですか?」

 

「今の自分はどこがわかってないんですか?」

 

「今の自分は何から始めたらいいんですか?」

 

という質問にまで答えています。

 

今の自分の状態は、自分ではわからないものです。

 

それがわかる人は、相当少ないと思います。

また、わかって(わかったつもりになって)も、自分に必要な勉強をするという「実行」に移す人は少ないでしょう。

 

やる気、言葉がけ、モチベーションは、物事の開始の時には役に立ちます。

大切なのは、継続できるやる気です。

 

継続するには、計画がいります。

先の見通しが立つだけで、人はやる気になります。

 

「がんばれ!」

 

「本気を出せ!」

 

と言われるよりも、来週やることが見えた方が、やる気になります。

 

家で自学できている子どもの中には、

 

「勉強しているふりのプロフェッショナル(ぼくらは位置について〜)」

 

もいます。

 

地方の自称進学校の生徒に多いタイプです。

また、幼少期にすごくいい子と褒められたタイプです。

「できない子」「ダメな子」と思われたくない一心で生きてきたプライドの塊(中身は足りないけどねテヘッ)の人です。

 

姿勢よく、長時間机に向かって「な・に・か」やってます。

ただ、自分を追い込むような成績の伸びる勉強はしていません。

 

「うちの子、そうかも」

 

と思ったら、

 

「この1時間で何勉強した?」

 

と聞いてみましょう。

 

そして、その1時間でやった勉強内容についての問題を出してみましょう。

 

そこで全然答えられない、解けない、覚えてないのなら、この1時間は勉強ではなく、

 

「勉強しているふり」

 

です。

 

だからこそ、そこそこ勉強できる生徒ほど、わざわざ厳しい環境に身をおく必要があります。

地方では、そこそこできて、いい子は、勉強面でプレッシャーをかけられません。

ですので、中途半端なレベルで止まります。

 

特に、

 

「幼少期に無双状態だったしっかり者の女子」

 

は、ちゃんとしてそうな(意外とちゃんとしてないことを親は熟知)雰囲気だけは一級品です。

その中身を磨かないと、

 

「10歳頃がピーク(この世をば〜)」

 

「16歳でただの人」

 

になります。

地方で「しっかり者」のレッテルを貼られると、とにかくまわりから鍛えてもらえないんですよね。

 

まわりもその子どもの弱点に気がついても、

 

「言うと傷つきそう」

 

「『お前なんかに言われたくない』っていわれそう(で、また言われるんですよ)」

 

と、まわりが遠慮します。

これが幼少期から中学まで続くと、

 

「はい、『井の中の蛙』完成しました」

 

となります。

 

ですので、地方都市は「勉強ができる、大人しくていい子」にとっても、めちゃくちゃ危険な場所です。

 

「大人しくていい子」というだけで、誰からも指摘されず、全能感を与えられて大きくなるのですから。

人間の脳は、刺激を受けて成長します。

刺激を受けない、与えてもらえないのは、脳にとって決して良い環境ではありません。

 

ですから、その後地元の進学校に意気揚々と限界まで鼻を高くして入学して、数ヶ月後の全国模試で自分の立ち位置を知ったら、卒倒して泡吹いてもおかしくないです。

 

で、そこから挽回しても「中の上」ぐらい止まりで終わります。

 

 

ma・senkaでも、小学高学年から中高生は、ほぼ自学です。

ただ、私の目の前で自学をし、頻繁に質問されたりテストされます。

 

運動部の生徒(【祝】新潟県代表になりました!)は

 

「ここで1時間勉強するなら部活で10時間走ってた方が全然楽です」

 

と言っていました(2人で大笑いしました)。

 

怒られるわけでなく、指摘されるわけでもないですが、知らないことを覚えたり、わからないことを理解しようとしたり、解くのに時間がかかっていたのを自動的に解けるようになるまで勉強するのは、決して楽なことではありません。

 

ただ書き写すだけ、ただ読んでるだけ、ただ座っているだけ、という姿勢を覚えると、その癖から抜け出すのは相当大変です。

依存症からの更生みたいなものです。

 

ですから、

 

「勉強が苦手です」

 

と言って教室に来られる人ほど、すぐに

 

「子どもが嫌がるんでやめようかと思います」

 

と言います。

 

 

 

 

ですよね。

 

 

 

今まで勉強してこなかったのですから、シャーペンを持つ(持たされる)だけでも地獄のようなストレスです。

特に今は子どもに自信を過剰に持たせようとする空気があります。

なにもしてないのに、子どもに空っぽの自信を持たせようと甘ったるい言葉がけばかりしているので、自分よりできる子どもがいた時、そのギャップで心がぶっ壊れます。

毎日毎日何時間もゲームしたり動画を見たり怠惰な生活しかしてこなかった生徒が急に学校以外でシャーペンなんか持たされたら、ストレスで円形脱毛症になっても胃潰瘍になっても家庭内暴力をしてもおかしくないです。

 

勉強してこなかった子どもを勉強させるようにするのは、それだけ大変です。

 

依存症からの更生、それぐらいの気持ちと、長い時間がかかるという覚悟、どちらもいります。

 

間違っても、

 

「次の定期テストに間に合わせてください」

 

なんて口にしないことです。

 

それは勉強の世界をなめすぎです。

 

「今の現状は、(親の)自己責任の結果」

 

と受け止めてください。

 

「自分たちにふさわしい結果」

 

しか、私たちの目の前にはありません。

 

今までに、なにか気になることはあったはずです。

サインは絶対出ていたはずです。

嫌な予感もしていたはずです。

 

 

「ここで子どもに言ったら嫌われるかも」

 

「ここで子どもに言ったら嫌がられるかも」

 

「ここで子どもに言ったら『もう勉強しない』と言われるかも」

 

 

親の怯えと覚悟の無さにつけ込まれた結果です。

 

どうして2歳や3歳の子どもたちが平気で3時間座って課題に取り組めるのに、小学生や中学生が休日の勉強時間0秒なんでしょうか(脱線:「ゼロ秒思考」はいい本ですね)。

 

人間の能力や才能に大差はありません。

私はあんまり怒ることはないですが、生徒が

 

「自分、頭悪いんで」

 

「あの人、めっちゃ頭いいんですよ」

 

と言った時には怒りました。

 

 

「そんなことない!」

 

 

と。

 

今までに、なにか認められないことがあったり、なにかつまづいたところがあったり、聞いても教えてもらえないことがあったり、なにか成長するきっかけが得られなかったことがあるはずです。

 

一方、

 

「何にもしてこなかったです」

 

と言っていても結果が出ている人は、

 

「塾には通わなかったけど、本はたくさん読んできた」

 

「親に聞けばなんでも教えてくれた」

 

「同居しているおじいちゃんが博識だった」

 

「おばあちゃんがいつも話を聞いてくれた」

 

のような、本人にとって当たり前、ですが教育的には素晴らしい環境で育った場合が多いです。

 

ma・senkaにも、

 

「子どもはよくできる。ただし親は今のところ受験に興味なし」

 

という方は結構いらっしゃいます。

 

そういう親子を見ていますと、

 

「親が子どもに勉強させたい欲」が「子どものやる気」を上まわらないように調整している

 

と思います。

 

勉強に対して、なにかこう、重苦しさがないです。

重苦しさがないので、子どもたちはイキイキと考え、問題を解いています。

 

これは、

 

親が能動的な学びをしてきたし、今もしている

 

ということだと思います。

学びについて知っている、ということです。

 

社会に出て活躍している人はみんな、能動的な学びをしています。

学歴順に賢いとか、結果が出ているとか、そんなことはありません。

 

たしかに、学歴が話題になる時もたまにあるかもしれませんが、

 

「学歴アタック」

 

が決まるのは本当に最初の1回だけで、どんな人と働くか、どんな人とつき合っていくかには、ほとんど影響しないと思います。

 

いい大人になっても、

 

「私、こう見えても○○高校出身なんですよ(『すごいですね!』って言えよ早く。そこまでがテンプレだろ!?こういう時は言い終わるかどうかでカットインで言わなきゃ←ハラスメントかな?)」

 

「おれ、センター試験で○○点取ったしね(よくそんな過去のこと覚えてるな!今がよっぽど不満なんですね。そう思いますよね?『まーねー(ぼる塾)』)」

 

「私、3歳で○○幼稚園に合格したんです(節子、それ、20世紀の話や)」

 

とか言う人が実際いましたけど、もう、自慢なのかツッコんでほしいのか、なんだかわかりません。

 

問題を解決するには、手を動かす、それを続ける、これが一番です。

自分の手で解決することを何度も繰り返すことで自信が少しずつ少しずつつくのです。

 

「子どもに自信を!」

 

とか

 

「子どもに自己肯定感を!」

 

とか、ピーチクパーチク(←口が悪いよ)言うだけの親のもとで、子どもは自信を手に入れられません。

 

愚直に、地道に、地味な学習を続けることです。

外から地味に見えても、頭の中が熱く活性化していればいいのです。

 

 

「子どもを変えたい」

 

と思ったら、ma・senkaにお任せください。

 

今月入室された方(年中)からいただきました。ありがとうございます。

 

 

 

「子どもが変わる!」

 

長岡市川崎6丁目ma・senkaに体験に来てみませんか?

 

 

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新潟大学長岡附属小学校受験合格【2020年12月2日合格発表】

 

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授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。

受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。

 

ma・senkaは、

 

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にとって、最適な教室でありたいと思っています。

 

 

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おかげさまで、下記の園、小学校、中学校から通塾、または体験に来られています。

いつもありがとうございます。

 

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ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。

大きな未来を描いています。

想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。

 

親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。

 

親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。

そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。

 

大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。

 

 

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