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2021.01.21 子どもは動いて学ぶ。大人と子どもは学び方がちがう。

子どもは動いて学ぶ。大人と子どもは学び方がちがう。

これまでに、

 

「動きが少ない」

 

「大人しい」

 

という相談を受けたことがありません。

 

正確に言えば、

 

「うちの子ども、大人しいんですよね」

 

と言われたことはありましたが、親から

 

「困ったなー」

 

「どうしようかなー」

 

という、悩みの空気が伝わったことはないです。

 

それよりも、

 

「よく動く」

 

「すぐ走る」

 

という、動きが活発なことで、相談されたことは何度もあります。

 

昭和の時代ですと、そういう子どもは

 

「活発」

 

「落ち着きがない」

 

という言葉で済まされていましたが、今はすぐに

 

「多動」

 

と言われます。

 

 

「動かない方がいい」

 

「学ぶためには動かないことが普通」

 

という考え方が浸透しているからです。

 

 

まず、大人と子どもでは、考え方が違います。

学び方も違います。

 

大人は、

 

「できるだけ無駄な動きをしない」

 

というのが基本姿勢です。

 

できるだけ見通しを立てて、

 

「やったつもり」

 

「見たつもり」

 

で取り組むのをよしとします。

 

体を使ってあれこれ試行錯誤することを大切だと思いつつも、できるだけ省エネで済ませたいと思うのが本能です。

 

一方、子どもは

 

「動いて学ぶ」

 

のが基本姿勢です。

 

実際に体験して、この世界のことを知りたいのです。

 

ですから、触ったり、なめたり、動かしたり、体を使って世の中のことを学びとります。

 

そして、疑問がわいたらスルーしないで、どんどん聞いてきます。

 

「これ、なーに?」

 

と。

 

 

体よりも頭を使うことを学びと捉える大人。

 

体を使って世界を知りたい子ども。

 

大人と子どもを、同じようにみるのは、しない方がいいです。

学び方が違うからです。

 

ということは、よく動く子どもは、すごく無駄なことをしているのでしょうか?

 

 

そんなことはありません。

 

自分の体を十分使って、世界のことを知ろうとするのは、素晴らしいことです。

 

動きが少ない、大人しい子どもも、本当はもう少し動いた方がいいかもしれません。

あるいは、動きたいけど、動けないのかもしれません。

 

静かにしていた方が褒められるから、動かないのかもしれません。

本当は動きたいけれど、うまく体が使えないのかもしれません。

 

 

体が動くか動かないか、ということであれば、動いた方がいいです。

 

そして、動けば動くほど、前頭葉が活性化されます。

 

自粛期間中に、デスクワークのスピードが低下した、アイディアがわかない、集中できない、と感じた方は結構多いと思います。

 

バーチャルの世界が発達しても、人間は動物なので、体を動かすことは大変重要です。

 

Googleマップで行ったつもりになるよりも、歩いて現地に行った方が、得られる情報量がはるかに多いので刺激になります。

 

「子どもがあまりにも動かないな」

 

と感じたら、動けるような関わりをするといいと思います。

 

 

「動き過ぎる」「大人し過ぎる」

 

どちらがより気になるかというと、私は

 

「大人し過ぎる」

 

の方です。

 

 

大人しいと言われる子どもも、本当は

 

 

走りたい

 

大きな声で笑いたい

 

ボール遊びに参加したい

 

みんなと一緒に縄跳びしたい

 

 

と思っているかもしれません。

 

感覚は、使わないと成長しません。

 

もともと、私たちはどこの国に生まれてきてもいいようにできています。

日本語しか話せない状態で生まれてはきません。

何にでも対応できる感覚を持って生まれてきます。

そして、使われない部分はどんどん消えていきます。

 

使えば使うほど、体が

 

「これは必要だ」

 

と気がついて、残してくれます。

 

 

 

 

本田宗一郎は

 

「人生は見たり、聞いたり、試したりの3つ知恵でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで、一番重要な【試したり】をほとんどしない」

 

と言っています。

 

 

実際にやってみる、というのは、本当に大事なことです。

 

活発な子ども、動きが大きい子どもは、集団の中では目立ちます。

動かないより、動いた方が目立ちます。

 

目立つので、子どもが低年齢のうちに、見守る大人が考えたり、心配したり、相談したり、いろいろ工夫します。

 

それがいいのです。

 

目立たない子どもは、実は「試したり」ができないつまづきを誰にも気づかれず抱えていて、大きくなった時、

 

「なんで?」

 

「どうして?」

 

ということになる場合もあります。

 

大人と子どもは、学び方がちがいます。

子どもは、動いて学びます。

それをしっかり頭に入れておかないと、子どもを誤解してしまいます。

 

大人から

 

「あんな無駄なことをして・・・」

 

「意味ないのに・・・」

 

「迷惑だからやめて・・・」

 

と思われるようなことをして、学びます。

 

 

大人、あるいは、小学生、中学生でも、幼児から学ぶことはあります。

 

それは、スルーしない、ということです。

 

先ほど

 

「疑問がわいたらスルーしないで、どんどん聞いてきます」

 

と言いましたが、聞かない人は全然聞きませんし、わからなければ平気で読み飛ばしますし、わかった気になっています。

 

 

そっちの方が、よっぽどヤバくないですか?

 

 

まず、教科書が読めません。

知らない文字(もちろん日本語)があっても、テキトーに読みます。

読めないままで、テストに臨もうとしていた生徒もいます。

 

わからないこと、知らないこと、読めないことをスルーするのが当たり前になっているのです。

 

 

「幼児に学ぼう!」

 

という話です。

 

 

「これ、なーに?」

 

「なんて読むの?」

 

「どうしてこうなるの?」

 

 

いっぱい疑問をぶつけてくれた頃が懐かしい・・・、と思う方もいると思います。

 

自分を抑え込むよりは、どんどん出した方が、学びになります。

 

成長できます。

 

人は、体験することでしか学びを自分のものにできません。

見たり、聞いたりは、本当に楽にできるようになりました。

ただ、リアルな「試したり」が難しいです。

 

私の好きな劇作家、鴻上尚史さんも、これに通じることを話されています。

>>>

ネットの画面越しでは難しい、感情やイメージを伝えること

 

 

活発な子どもは、全身を使って「試したり」をしています。

それは大変に素晴らしいことです。

 

「活発」より「大人しい」方を、なんとなく「えらいね」と思ってしまう方は、その根拠を考えてみてもよいのではないでしょうか。

 

もちろん、「度を超えた活発さ」には、気をつけなければならないところもありますが、大人しいから「オールオッケー」ということではないと思います。

 

 

動いて学ぶのが、子どもの学び方です。

自粛期間の時の子どもの様子を思い出しても、やっぱり、自由に動くことは大切だと思います。

 

今年の教育のテーマに、「試したり」はいかがでしょうか。

 

 

 

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